三重県の高校入試情報
入試日程 入試制度 内申書 学区 出題傾向分析と対策

三重県 入試データ

三重県 公立高校入試日程 (2026年度/令和8年度)

前期選抜・スポーツ特別枠選抜

出願受付日 2026年1月23日(金)〜1月27日(火)
検査日 2026年2月3日(火)・2月4日(水)
追検査日 2026年2月10日(火)
合格発表日 2026年2月13日(金)

後期選抜

出願受付日 2026年2月24日(火)〜2月26日(木)
志願変更日 2026年3月3日(火)〜3月5日(木)
検査日 2026年3月10日(火)
追検査日 2026年3月23日(月)
合格発表日 2026年3月17日(火)

三重県 公立高校 調査書(内申書) (2026年度/令和8年度)

調査書(内申書)には、中一から中三までの9教科の成績が5段階で記入されます。前期選抜では、ほとんどの高校で調査書(内申書)の内容を点数化し、その方法は高校・学科・コースによって異なります。後期選抜では、調査書(内申書)の中三の評定合計および「特別活動の記録」などの記載内容をもとに合否判定を行います。

三重県 後期選抜 調査書(内申書)の評定
中一中二中三
9教科×5段階評定
※後期選抜は中三の1月末までの成績を反映。
前期選抜 調査書(内申書)の点数化の例
(2026年度/令和8年度)
高校(学科)点数化の例
上野高校
(理数科)
中三の9教科×5段階評定=45点満点
宇治山田高校
(普通科)
中三の5教科×5段階評定=25点満点
川越高校
(国際探究科)
中三の9教科×5段階評定=45点満点
熊野青藍高校
(総合学科)
中三の9教科×5段階評定(45点満点)+評定以外の記載事項(最高10点)=55点
桑名北高校
(普通科)
中一~中三の各教科の評定を換算(75点満点)+評定以外の記載事項(最高25点)=100点

※前期選抜は中三の12月末までの成績を反映。

三重県 公立高校入試 前期選抜・スポーツ特別枠選抜 (2026年度/令和8年度)

前期選抜は、一部の普通科と専門学科・総合学科のほとんどで実施します。募集人員は原則として、普通科は入学定員の30%以内、普通科のコース、専門学科、総合学科等は50%以内ですが、一部の高校・学科・コースは入学定員の100%を募集します。実施する高校・学科・コースは事前に「選抜において重視する要件」を発表します。選考は、自己推薦書、調査書(内申書)と、各高校・学科が実施する検査(面接または自己表現、作文または小論文、実技検査、学力検査または総合問題などから1つ以上を各高校が指定)を総合した成績で行います。
スポーツ特別枠選抜は、前期選抜と同じ日程で、一部の高校・学科が競技を指定して実施します。募集人数は高校・学科、募集競技によって異なりますが、1競技につき数名となります。選考は、調査書(内申書)、スポーツ特別枠自己推薦書、実技検査の結果と、学力検査・面接・作文(実施する場合)などを総合した成績で行います。
※桑名高校・衛生看護科、四日市四郷高校・普通科(スポーツ科学コース)、飯野高校・応用デザイン科、白子高校・普通科(文化教養(吹奏楽)コース)、稲生高校・体育科、松阪工業高校・繊維デザイン科、相可高校・食物調理科、昴学園高校・総合学科は、2026年度(令和8年度)の前期選抜で入学定員の100%を募集し、原則後期選抜は行いません。

三重県 公立高校入試 後期選抜 (2026年度/令和8年度)

後期選抜は、前期選抜で入学定員の100%を募集する高校・学科・コースを除く、すべての高校・学科・コースで実施します。全員に5教科の学力検査を課し、面接なども行われます。傾斜配点を行う高校・学科・コースもあります。選考は3段階で行われ、第1段階では、調査書(内申書)により選考された者のうち、学力検査の成績が高い順に募集定員の約80%が合格。第2段階では、第1段階で調査書(内申書)により選考された者のうち、学力検査点が高い順に、募集定員の残りの1/2に当たる合格者を決定、第3段階では、各高校・学科・コースが示す「特に重視する選抜資料等」を踏まえて残りの合格者を決定します。

三重県 公立高校入試 学区 (2026年度/令和8年度)

普通科と理数科には通学区域があり、北部学区・中部学区・南部学区の3学区に分かれていますが、隣接している学区の高校も出願可能です。
その他の専門学科、総合学科、普通科スポーツ科学コースと松阪高校理数科、「スポーツ特別枠選抜」は、県内全域から出願できます。

三重県 普通科・理数科の学区
学区地域
北部学区桑名市、桑名郡、いなべ市、員弁郡、四日市市、三重郡
中部学区鈴鹿市、亀山市、津市、伊賀市、名張市
南部学区松阪市、多気郡、伊勢市、度会郡、鳥羽市、志摩市、尾鷲市、北牟婁郡、熊野市、南牟婁郡

三重県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2025年度/令和7年度)

英語
傾向1
長文読解が大問4問中2問も出る!
対策
問題が多く、長さも約750語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。三重県の長文読解は、出る形式が例年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
日本文の内容を3語以上で書く英作文が6問出る!
対策
三重県では「日本文の内容を英文にする問題」が例年出ています。習った文法・表現を使って書けるようにしておくことが大事です。
数学
傾向1
記述式の「図形の証明問題」が出る!
対策
例年出ている重要問題です。記述式ですから、しっかりと書く練習をしましょう。わからなかったら一度答えを見て流れをつかんでから、もう一度自力で証明を書いてみましょう。
傾向2
配点の約4割が小問集合として出るから落とせない!
対策
「小問集合」では、複数の分野の基本的な問題が出題されています。得点源ですから、各分野の基本問題を復習して、速く、正確に解けるように演習しておきましょう。
国語
傾向1
約2400字の説明的文章が出る!
対策
10分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「内容や理由を説明する問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
200字程度の作文が出る!
対策
長い字数を書く必要のある作文は、与えられた素材からどう自分の意見に結び付けるかがポイントです。点を取りきるためのテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
「状態変化・気体」が出やすい!
対策
特に、「水とエタノールの混合物を加熱する実験」や「気体の性質」の問題が出やすいです。実験図と一緒に操作の理由や蒸留のしくみ、主な気体の性質をしっかりと覚えておきましょう。
傾向2
「月の見え方・金星の見え方」が出やすい!
対策
特に、「月の見え方の観察」や「金星の見え方の特徴」に関する問題が狙われやすいです。模式図を使った問題は、天体の動きや位置関係などの特徴をしっかりおさえて攻略しましょう。
社会
傾向1
差がつきやすい、資料を読みとり文章で記述する問題が出る!
対策
資料の読みとりや記述する問題をたくさん解いて慣れることが大切です。答え合わせをして解き方を理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
ただの暗記では解けない、歴史の並べ替え問題が出る!
対策
一つひとつのできごとを、ただ暗記するだけでは並べ替え問題を解くことはできません。なぜそのできごとがおこったのか、理由とあわせて暗記を進めることが重要です。

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