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【茨城県】当日の時間配分が決め手!そのために知っておくべきことは?

2024年度(令和6年度)茨城県公立高校入試の出題傾向を分析! 高得点で合格をつかむために要注意のポイントを解説します。
※ここでは茨城県公立高校一般入学の学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。

学力検査は各教科50分。問題構成から時間のかけ方の目安を把握しておこう

茨城県は1回の入試で「特色選抜」(一部の高校)と「共通選抜」(すべての高校)の2つの選抜を実施しています。全員が一斉に受けるいわゆる学力検査は、各教科50分、100点満点で実施されます。調査書(中1・2・3年の9教科評定、135点満点)と、学力検査(500点満点)が全員に共通する持ち点となります。
学力検査では、各教科の出題内容にあわせて、時間配分を適切に行うことが得点のカギになりそうです。
例えば、英語では、聞き取りテストが実施され、50分の制限時間のうち、最初の15分を占めています。残りの35分で長文読解や英作文を解ききる必要があります。出題内容と解答にかけられる時間配分を事前に知っておくことで、当日は集中して答案に向かい合うことができそうです。具体的な各問題の配点や学習のポイントは「47都道府県別高校入試セミナー【茨城県】」でより詳しく知ることができます。

数学・国語は配点の高い計算問題・漢字や国語知識を速く・正確に解くことが高得点のポイントに

数学・国語の時間配分のコツも知っておきましょう。
数学は、小問集合で出題される計算問題、平面図形や関数などの基本問題を速く・正確に解けるようにしておくことがポイントです。小問集合の大問1・2の全9問で40点と高い配点ですので、重要です。残り時間を大問3~6の問題にかけられるようにしておけば、よりライバルに差をつけられるようになるでしょう。
速く・正確に数学の基本問題が解けるようになるための学習のポイントは

1.解き方をしっかり身につける

公式を暗記したら、何回でも問題を解いて練習をしましょう。

2.間違えた問題は解きなおす

丸付けをして、間違えていた答えの解説を読む、解答を写すだけでなく、もう一度解きなおしをしましょう。

3.時間を意識した練習をする

正確に解くために時間がかかりすぎては、当日の試験の難問にかけられる時間が足りなくなってしまいます。時間を測りながら、正確に・速く解くための練習をしましょう。

国語でも、漢字や国語知識の問題が例年出題されています。漢字や国語知識は速く・正確に解いた上で、説明的文章の問題に時間配分ができるようにしておきたいところです。説明的文章の問題は「読む時間」「解く時間」の両方が必要で、2024年度入試ですと、約3100文字の説明的文章が出題されました。初めて読む文章は、理解するのにも時間がかかりますので、50分を有効につかえるように配分できるようにしましょう。

数学・国語ともに基本問題を速く・正確に解いて難問にかけられる時間を確保できることが高得点のポイントになります。

他の教科はどうなの?動画で茨城県の問題の特徴と学習のポイントをチェック!

英語や理科、社会においても出題傾向を意識しておくことで、学習ポイントと当日の注意点がわかります。2024年7月に配信した「47都道府県別高校入試セミナー」では、茨城県の5教科それぞれの出題傾向や学習のポイントを解説しました。受験が近い中3の方に役立つ具体的な受験対策はもちろん、中1や中2のうちから始めておきたい日頃の学習のコツなどもご紹介しています。動画は無料で何度でも視聴OK! 倍速再生も可能ですので、ぜひ今すぐご覧ください。

この記事を書いた人

茨城県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

茨城県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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