ケアレスミスをゼロに! 定期テストの復習法

定期テスト対策

自分のミスに向き合う「テストの復習」は、誰にとっても楽しいものではありません。とくにケアレスミスは多くの人がやりがちですが「たまたま間違えちゃった」と放置しがち。そこで今回はケアレスミスを減らせる、定期テストの復習法をお伝えします。

なぜテストの復習をしないといけないの?

そもそも定期テストは、授業の理解度を確認するためのものです。つまり、「テストで間違えたところ」=「理解できていないところ」。
テストであぶり出された理解できていないところを、きちんとわかるようにするためにテストの復習が必要なのです。
ケアレスミスも例外ではありません。

まずやるべきことはミスを分類すること

自分がテストでどんな間違いをしているのかを明らかにするのが復習の第一歩です。
定期テストの答案などをお持ちのかたは、ぜひご自身でやってみてください。

間違いの種類例

上図のように、同じ問題でも間違い方は大きく分けて3パターンの原因が考えられます。

  • Aさんは問題の解き方がまったくわからなかった
  • Bさんは途中から計算方法がわからなかった。
  • Cさんはケアレスミスをしてしまった。

このようにケアレスミスも間違いの1つ。「たまたま間違えただけ。次は大丈夫。」と考えず、原因をきちんと見つける必要があります。

ケアレスミスにも原因がある!

ケアレスミスにも1つ1つに原因があり、減らすためには的確な対策が必要です。

ケアレスミスの例とその対策

・字が汚いせいで、1と7、0と6、aとdなど、文字を読み間違える。 ケアレスミス例_字が汚い ⇒【対策】読み間違いしやすい字は決まっているはず。その文字を書くときには、「自分が間違えやすい文字」と意識を集中して丁ねいに書く!

・消しゴムでキレイに消していなくて×。 ケアレスミス例_消えていない ⇒【対策】よく消える消しゴムを常に用意し、キレイに消す!

・問題をよく読んでいなくて、記号で答える問題を、言葉で答えてしまう。 ケアレスミス例_問題を読んでいない ⇒【対策】問題文の中の「記号で答えなさい」など答え方の指示に線を引く!

ここに書いた以外にも、いろいろな種類のケアレスミスがあると思いますが、「たかがケアレスミス」と放っておかずに、意識ややり方を変えるなどして減らしていきましょう。

ケアレスミスは99%減らせる

そのほかの間違いも原因分析と対策を!

ケアレスミス以外のミスももちろん対策が必要です。

例えば、「解き方がわからなかった」という間違いの場合、原因の1つとして考えられるのは、「解くために必要な知識が頭に入っていなかったこと」です。つまり、テストの復習としてやるべきことは、「覚える」ということ。覚えるべきところを覚えたら、定期テストの問題を解き直す、さらに力を伸ばしたい場合は類題を解くなどするとよいでしょう。

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定期テストでの間違いをそのままにせず、しっかり振り返ること、そして次の定期テスト対策で間違いを予防する効果的なテスト勉強をすること。
この2点を大切にして、定期テストの点数をどんどんあげていけるようにがんばりましょう!

この記事を書いた人

勉強法コーナー担当

勉強法コーナー担当

進研ゼミ『中学講座』

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