ゲームも味方に! 家庭でできる英語学習の工夫

中学生にとって最も重要な教科の1つである、英語。今回は、筆者の息子が中学・高校生のときに行っていた、英語の勉強方法をご紹介します。ご家庭での英語学習のヒントになれば幸いです。

ゲームも味方に! 家庭でできる英語学習の工夫

1.ゲームは、英語音声・字幕でプレー

海外でも発売されているゲームの場合、音声や字幕を英語・日本語で選べるものがあります。そういうゲーム(アクションやシミュレーションに多いようです)では、意図的に音声も字幕も英語にします。

最初は字幕を出さずに英語音声でプレーし、聞き取れないと字幕を出し、それでもわからなければ辞書などで調べ、可能なら日本語に切り替えて意味を確認します。※ゲームによっては最初に設定した言語で固定されるものもあります。

ゲームは、小さな子どもでも遊べるように簡単な単語が使われており、わかりやすく、役に立つ表現がたくさんあるので、楽しみながら英語に触れることができます。

2.映画を観るときも、英語音声・字幕

これは、試したことのある人も多いのではないでしょうか。ストーリーがわかりやすい楽しい映画、好きな映画だと効果的です。

ポイントは、欲張って全部最初から理解しようと思わず、セリフやフレーズで印象に残ったところから覚えていくこと。
ゲームと同じように最初は字幕を出さずに音声だけで観て、意味が全くわからないときに字幕を出して確認。難しいと感じて映画を楽しめなくなってしまうと本末転倒なので、最初から字幕を出してそれを読んで理解するなど調整するとよいでしょう。

3.好きな英語の曲を丸暗記して歌う

英語の歌は、「歌詞」を覚えるのはもちろん、音読同様、聞こえてきたままの「音」を覚えて、まねして歌うのがポイント。おふろで大きな声で歌うと、ストレス発散にもなります。

4.継続のための自分なりの工夫をする

英語の学習で効果を上げるには、「継続」と「毎日触れる」ことが、とても大切です。これらはあくまでも一例なので、お子さまに合う方法なら、どんな方法でもかまいません。

上記のような方法に加えて、問題集や過去問を解く、リスニングの練習をするなど、コツコツやることも大切です。

英語にあきずに楽しく学習するためのプラスアルファの工夫として、「英語が全然楽しくない」と感じている中学生のお子さまや、「子どもは家でゲームばっかりしている、どうしよう」と困っている保護者の方の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

E.F

E.F

co-step inc.編集プロダクション

高校教員免許所持。中学・高校受験塾で進路、国数英の講師を経て、出版社にて教科書編集に携わる。

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