勉強法
【やる気が出ないときどうする?】やる気を起こす「プチ儀式」
勉強しようと思ってもなかなかやる気にならないことってありますよね。そんな悩める中学生のために、合格した先輩直伝の、やる気をアップさせるための様々なテクニックをご紹介。今回は、勉強前のプチアクションでやる気を呼び込む方法を伝授します。
いつものアクション(=儀式)で自分をやる気にさせる
今回は、京都府のH・O先輩のおすすめテクからご紹介します。
「勉強を始める前や、やる気がなくなってきたときに聴く曲を決めて、1曲終わったら教科書や問題集を開くようにしていました。この習慣を続けているうちに、その曲を聴くだけで気分が切り替わって、スッとやる気モードに入れるようになりましたよ」
やる気は待っていれば自然に出てくるものではなく、やる気が出るような環境を作るなど、工夫が必要なのですね。
先輩たちが実践! ワタシをやる気にさせる「プチ儀式」
ほかの先輩たちの「プチ儀式」も見てみましょう。いつでもすぐにできる簡単なものが多いですね。
- 「前髪をピンでとめる」(岡山県 わかめ先輩)
- 「机の上を片づける」(神奈川県 Y・T先輩)
- 「好きな曲を1曲歌う」(愛知県 ツッキー先輩)
「プチ儀式」でやる気になる理由
では、なぜプチ儀式を決めておくとやる気が出やすいのでしょうか? これは、心理学などでいう「条件反射」という現象によるもの。「パブロフの犬」*という言葉を聞いたことがあるかもしれません。「この行動が終わったら勉強する」と決めておくと、それまでやる気がなくても、そのアクションをしただけで反射的に「勉強しよう」という前向きな気分になりやすくなるのです。
プチ儀式は短時間で終わるコトを
「プチ儀式」は、自分の好きなアクションでOK。ただし、「1曲聴く(歌う)」や、「お気に入りの飲み物を1杯飲む」など、短い時間で終わることにするのがポイント。自分にとって楽しいことなら始めやすいので、勉強へのハードルが下がっておすすめです。
ただし、「YouTubeを見る」や「友達とLINE」、「マンガを読む」などの行動は、つい長引きやすいのでプチ儀式には向きません。勉強が終わった後の楽しみにとっておきましょう。
「勉強する気がわくまでに時間がかかる」「机に向かっても気が散りやすい」という人は、まずはとっておきのプチ儀式を決めるところから始めましょう。スムーズにやる気モードに入るきっかけをつくれます。