熊本県の高校入試情報
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熊本県 入試データ

熊本県 公立高校入試日程 (2024年度/令和6年度)

前期(特色)選抜

出願受付日 2024年1月19日(金)〜1月24日(水)
検査日 2024年2月1日(木)
内定通知日 2024年2月9日(金)
合格発表日 2024年3月13日(水)

後期(一般)選抜

出願受付日 2024年2月13日(火)〜2月16日(金)
志願変更日 2024年2月19日(月)〜2月21日(水)
検査日 2024年3月5日(火)・3月6日(水)
追検査日 2024年3月14日(木)
合格発表日 2024年3月13日(水)
備考 ・追検査受検願提出期間:3/5~3/8
・追検査合格者発表日:3/18

熊本県 公立高校 調査書(内申書) (2024年度/令和6年度)

中学3年間の成績が調査書の評定(内申点)の対象です(中三は12月31日までの評定)。後期(一般)選抜では、中一・中二は9教科の5段階評定でそれぞれ45点満点、中三は9教科の5段階評定を2倍にして90点満点、計180点満点となります。

熊本県 調査書の評定(内申点)合計値(後期(一般)選抜)
中一中二中三
9教科×5段階評定
=45点満点
9教科×5段階評定
=45点満点
9教科×5段階評定×2倍
=90点満点

※後期(一般)選抜では、学力検査を行う5教科は学力検査の得点によって補正した数値が合否判定に使われます。

熊本県 公立高校入試 前期(特色)選抜 (2024年度/令和6年度)

前期(特色)選抜は、普通科のコース、専門学科、総合学科、スーパーグローカルハイスクール指定校のうち、高校が希望する学科・コースで実施します。募集人員は、募集定員の70%以内(熊本市内の高校は50%以内)の範囲で高校ごとに定めます。高校・学科・コースごとに定める「重視する観点」を理解して志願することが条件となります。学力検査は行わず、学校独自検査を実施します。なお、募集人員が募集定員の50%を超える高校ではA群(面接・実技検査など)とB群(小論文・実験・自己表現など)から各高校がそれぞれ1つ以上の検査を実施します。この学校独自検査と、調査書(内申書)により合格者を決めます。前期(特色)選抜で合格とならなかった場合、あらためて後期(一般)選抜に出願できます。

熊本県 公立高校入試 後期(一般)選抜 (2024年度/令和6年度)

後期(一般)選抜は、全学科・コースで実施します。募集人員は、募集定員から前期(特色)選抜などの合格者数をのぞいた人数です。全員が5教科の学力検査を受けますが、数学と英語(リスニングテスト含む)については、選択問題A(標準的な問題)と選択問題B(発展的な問題)の2種類の学校選択問題から、各高校が指定します。A・Bどちらの問題を出題したかは、後期(一般)選抜終了後の例年3月頃に熊本県教育委員会から発表があります。令和5年度(2023年度)は2月22日に発表されました。一部の学科・コースでは傾斜配点を行います。
選考はおもに学力検査の得点と調査書の評定(内申点)で決まります。まず、学力検査点(5教科250点満点)と調査書の評定(内申点)の合計点(県独自の方法で補正)の順位が、ともに募集人員以内にある人を対象に、第1選考として、その中から合格者を決定します。第1選考での合格者数が募集人員に満たない場合は、各高校が選抜基準を定め、第1選考の合格者以外の人の中から残りの合格者を決定します。

熊本県 数学・英語「選択問題B」を出題した高校
(2023年度/令和5年度)
学区高校名
県央地区済々黌、熊本、第一、第二、熊本西、熊本北、東稜、熊本商業、熊本工業、宇土
県北地区玉名、鹿本、大津
県南地区八代、人吉、天草
熊本市立必由館

熊本県 公立高校入試 学区 (2024年度/令和6年度)

コースを除く普通科は、県央・県北・県南の3つの通学区域(学区)に分かれ、住んでいる地域により受検できる高校が決められています。大津高校理数科と上天草高校普通科グローカル文理コースにも通学区域があります。普通科のコース、専門学科、総合学科、湧心館高校の普通科には学区がなく、県内全域から受検できます。コースを除く普通科、大津高校理数科、上天草高校普通科グローカル文理コースにおける通学区域外(学区外)の枠は募集人員の13%以内です。熊本市立高校(千原台、必由館)の学区は熊本市全域です。詳しくは各高校の募集要項でご確認ください。

熊本県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2023年度/令和5年度)

英語
傾向1
長文読解が大問5問中3問も出る!
対策
問題が多く、A問題では約310語、B問題では約420語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。熊本県の長文読解は、出る形式が例年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
与えられたテーマについて書く英作文が出る!
対策
熊本県では「与えられたテーマについて書く問題」が例年出ています。長い英文を書くコツは、自分の知っている表現で答えることです。
数学
傾向1
記述式の 「図形の証明問題」 が出る!
対策
例年出ている重要問題です。記述式ですから、しっかりと書く練習をしましょう。わからなかったら一度答えを見て流れをつかんでから、もう一度自力で証明を書いてみましょう。
傾向2
配点の5割以上が小問集合として出るから落とせない!
対策
「小問集合」では、複数の分野の基本的な問題が出題されています。得点源ですから、各分野の基本問題を復習して、速く、正確に解けるように演習しておきましょう。
国語
傾向1
約2200字の小説が出る!
対策
11分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「内容を説明する問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
発言の効果・意図などが問われる「会話・発表の問題」が出る!
対策
普段あまり取り組んだことのない問題はコツをおさえていないと間違えやすいものです。「会話・発表の問題」でしっかりとコツをおさえて解けるようになりましょう。
理科
傾向1
「中和とイオン・電池」が出やすい!
対策
特に、「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の実験」や「電池とイオン」の問題が出やすいです。中和のしくみと反応後にできるもの、電池になる条件とそのしくみをおさえましょう。
傾向2
「植物の特徴と分類」 が出やすい!
対策
特に、「植物のからだのつくり」の特徴から分類する問題が出やすいです。シダ植物・コケ植物のふえ方とつくり、種子植物の分類を図と一緒にしっかり頭に入れておきましょう。
社会
傾向1
差がつきやすい、資料を読みとり、文章で記述する問題が出る!
対策
資料の読みとりや記述する問題をたくさん解いて慣れることが大切です。答え合わせをして解き方を理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
ただの暗記では解けない、歴史の並べ替え問題が出る!
対策
一つひとつのできごとを、ただ暗記するだけでは並べ替え問題を解くことはできません。なぜそのできごとがおこったのか、理由とあわせて暗記を進めることが重要です。

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