奈良県の高校入試情報
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奈良県 入試データ

奈良県 公立高校入試日程 (2026年度/令和8年度)

一次選抜

出願受付日 2026年2月16日(月)〜2月24日(火)
※第一出願期間
志願変更日 2026年2月25日(水)〜3月2日(月)
※第二出願期間
検査日 2026年3月4日(水)・3月5日(木)
※3/5は学校独自検査
追検査日 2026年3月17日(火)
※追検査申請最終日は3/16、合格発表は3/18
合格発表日 2026年3月13日(金)

奈良県 公立高校 調査書(内申書) (2026年度/令和8年度)

2026年度(令和8年度)入試から調査書(内申書)の計算方法が変わります。中一・中二は学習状況の評価に用いる観点のひとつ「主体的に学習に取り組む態度」の9教科3段階評価、中三はこれまでどおり9教科5段階評定を2倍したものです。調査書の「各教科の学習成績」の取扱いはパターン①~④に分かれています。パターン①は標準的な調査書の学習成績の取扱い(合計144点満点)、パターン②は中三の点数をさらに2倍(合計 234点満点) 、パターン③は中一・中二の点数を2倍(合計198点満点)、パターン④は中一・中二の点数は調査書成績に加えず 中三の点数をさらに2倍(合計180点満点) となっています。教育委員会のWebサイトにおいて各高校の取扱いパターンを公表しているので確認してください。
高校・学科(コース)によっては高校が重視する教科に加重配点を行う場合があります。募集人員の一部について、調査書(内申書)に記載された「学習活動の記録」、「特別活動の記録」、「行動の記録」および「スポーツ・文化活動等の記録」を点数化する「調査書の特別な取扱い」を実施する高校・学科(コース)もあります。

奈良県 学習成績の合計点(内申点)の計算方法(2026年度/令和8年度)
中一中二中三
パターン①学習状況の評価に用いる「主体的に学習に取り組む態度」の観点を3段階評価×9教科=27点満点学習状況の評価に用いる「主体的に学習に取り組む態度」の観点を3段階評価×9教科=27点満点5段階評定×9教科×2倍=90点満点
パターン②27点満点27点満点90×2倍=180点満点
パターン③27×2倍=54点満点27×2倍=54点満点90点満点
パターン④90×2倍=180点満点

※特定の教科、または全教科の成績を重視する「加重配点」や、「特技に関する記録〔体育〕」の得点を加算する場合は、計算方法が異なります。

奈良県 公立高校入試 一次選抜 (2026年度/令和8年度)

2026年度(令和8年度)入試より、特色選抜と一般選抜を一本化して 「一次選抜」として実施します。一次選抜は、すべての高校で実施され、第1希望校、第2希望校の2校まで出願できます。第一出願期間に第1志望を出願した者に限り、第二出願期間にも出願することができ、その高校を第2希望校とします。ただし、第二出願期間に出願できる学科(コース)は、第一出願期間における出願者数が募集人員に満たない学科(コース)のみです。
普通科(普通科の特色あるコースを除く)では5教科の学力検査、普通科以外の学科および普通科の特色あるコースでは、5教科の学力検査、または3教科の学力検査と学校独自検査を実施します。学力検査は、学科(コース)によって加重配点を行う場合があります。
選考は、検査成績、調査書成績及び調査書のその他の記載事項を資料として、総合的に行います。

2026年度奈良県公立高校入試 一次選抜 選抜方法
出願・第1希望校、第2希望校それぞれで、1校1学科(コース)に出願が可能
・複数の学科(コース)がある高校では、第2志望または第3志望まで出願できる場合もある
検査内容・普通科(特色あるコース除く)…5教科の学力検査
・普通科以外の学科・普通科の特色あるコース…5教科の学力検査、または3教科の学力検査と学校独自検査(独自問題・作文・面接・実技検査のうち各高校が選択した検査)
選抜方法・調査書(内申書)成績、検査成績を合計し、合計点の高い人から合格。調査書のその他の記載事項も選抜の資料となる
・「調査書の特別な取扱い」で選抜する高校がある
※「調査書の特別な取扱い」…募集人員の中から各高校が合格人数を定めて、調査書のその他の記載事項の中から重視する事項を点数化し、「各教科の学習成績」に加算して行う選抜

奈良県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2025年度/令和7年度)

英語
傾向1
長文読解が大問5問中3問も出る!
対策
問題が多く、長さも約360語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。奈良県の長文読解の問題でよく出る形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
15語~20語程度で書く英作文が出る!
対策
2025年度は英作文の数は昨年と同じ2題でしたが、うち1問が独立した大問になりました。書く語数は例年どおりで、どちらも「与えられたテーマについて書く問題」でした。何を書くか迷いやすいので難しいですが、自分の知っている表現で答えることが大事です。
数学
傾向1
記述式の「図形の証明問題」が出る!
対策
例年出ている重要問題です。記述式ですから、しっかりと書く練習をしましょう。わからなかったら一度答えを見て流れをつかんでから、もう一度自力で証明を書いてみましょう。
傾向2
配点の約4割が小問集合として出る!
対策
「小問集合」では、複数の分野の基本的な問題が出題されています。得点源ですから、各分野の基本問題を復習して、速く、正確に解けるように演習しておきましょう。
国語
傾向1
発言の効果・意図などが問われる「会話・発表の問題」が出る!
対策
普段あまり取り組んだことのない問題はコツをおさえていないと間違えやすいものです。「会話・発表の問題」対策でしっかりとコツをおさえて解けるようになりましょう。
傾向2
150字程度の「テーマを与えられて書く作文」が出る!
対策
長い字数を書く必要のある作文は、与えられた素材からどう自分の意見に結び付けるかがポイントです。点を取りきるためのテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
「水溶液・気体」が出やすい!
対策
特に、「水溶液の実験」や「気体の性質」の問題が出やすいです。質量パーセント濃度の求め方や溶解度のグラフの読み取り方、主な気体の性質をしっかりと覚えておきましょう。
傾向2
「遺伝・細胞分裂」が出やすい!
対策
特に、「メンデルの遺伝の法則」や「植物の根の成長を調べる実験」の問題が出やすいです。遺伝の規則性、実験操作の理由や根の成長のしくみ、細胞分裂の順序をおさえましょう。
社会
傾向1
得点差がつきやすい、複数の資料を読みとり、文章で記述する問題が出る!
対策
資料の読みとりや記述する問題をたくさん解いて慣れることが大切です。答え合わせをして解き方を理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
複雑な近・現代の歴史を問う問題が多く出る!
対策
近代・現代は覚えることが多いので、時代の流れを整理しながら暗記を進めることが重要です。大きくみるとどのような変化があったのかを気にしながら学習を進めましょう。

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