兵庫県の高校入試情報
入試日程 入試制度 内申書 学区 出題傾向分析と対策

兵庫県 入試データ

兵庫県 公立高校入試日程 (2025年度/令和7年度)

推薦入学・特色選抜

検査日 2025年2月17日(月)
※一部の学校は2/18も実施
合格発表日 2025年2月21日(金)

一般選抜

検査日 2025年3月12日(水)
合格発表日 2025年3月19日(水)

兵庫県 公立高校 調査書(内申書) (2025年度/令和7年度)

一般選抜では、中三の5教科の5段階評定を4倍、実技4教科の5段階評定を7.5倍して合計250点満点に換算します。調査書(内申書)の「各教科の学習の記録」には中一から中三までの各学年の成績が5段階評定で記入され、社会や理科などは分野別に学習するので、中一・中二の成績も十分参考にされます。推薦入学および特色選抜では、学科の特色や教育内容に即して合否判定で使用します。

兵庫県 調査書(内申書)の評定
中一の成績中二の成績中三の成績
9教科
×
5段階評定
9教科
×
5段階評定
9教科
×
5段階評定

※中三は一・二学期の成績が反映されます。

兵庫県 一般選抜(単独選抜・複数志願選抜)の調査書点(内申点)の内訳
国・社・数・理・英実技4教科
中三の評定(満点)5教科×5段階評定
=25
4教科×5段階評定
=20
調査書点(内申点)換算(満点)5教科×5段階評定×4倍
=100点
4教科×5段階評定×7.5倍
=150点
調査書点(内申点)合計(満点)250点

※総合学科のみを志望し、学力検査の1教科の代わりに実技検査で受検した場合は、学力検査と実技検査で受検した5教科の評定を4倍、それ以外の4教科の評定を7.5倍にします。

兵庫県 公立高校入試 推薦入学 (2025年度/令和7年度)

推薦入学は、専門教育を主とする学科、総合学科並びに普通科の一部に設置されているコース及び単位制による課程で行います。募集人員は募集定員の50%以内あるいは100%。出願には中学校長の推薦が必要で、学力検査は行いません。選考は、推薦書、調査書(内申書)、面接(全員)と、高校・学科・コースによっては小論文(作文)・適性検査・実技検査の結果などから総合的に判定します。
普通科コースでは、英語、数学、理科の中から2教科以内のペーパーテスト形式の適性検査や実技検査、小論文(作文)を実施する場合もあります。

推薦入学を実施する学科・コースと募集割合
学科・コース募集人数割合学区
専門教育を主とする学科50%以内または100%
※学校・学科によっては30%以内
県下全域
総合学科50%以内
普通科単位制(全日制)50%以内
普通科コース100%普通科の通学区域

兵庫県 公立高校入試 特色選抜 (2025年度/令和7年度)

特色選抜は、推薦入学と同じ日に、普通科の「特色ある類型」で実施します。各高校の募集定員の20%以内(最大は40人)を募集しますが、家島高校、村岡高校、生野高校では募集定員の50%以内を募集します。中学校長の推薦は不要で、各高校の求める要件を満たす場合に出願できます。選考は、調査書(内申書)、面接(全員)と、高校によっては実技検査・小論文(作文)などの結果を総合して行います。

兵庫県 公立高校入試 一般選抜(単独選抜・複数志願選抜) (2025年度/令和7年度)

一般選抜では、5教科の学力検査を実施します。学力検査の得点を0.5倍したもの(250点満点)と、調査書(内申書)の中三の評定を換算したもの(250点満点)を同等に扱います。調査書(内申書)の中三の評定以外の諸記録や、高校によっては面接・実技検査なども実施して総合的に合否を判定します。
全日制の普通科(単位制を含む)と総合学科では、複数志願選抜が行われ、1校または2校を志願することができます。選考の際、第1志望者には、調査書点(内申点)と学力検査点を合わせた総合得点(素点)に「第1志望加算点」を加え、第2志望者は素点のままとします。「第1志望加算点」は学区により点数が異なります。すべての受検者を上位から順に並べ、得点が各高校の募集定員以内であれば、総合判定を経て合格となります。
複数志願選抜実施校間の志願変更は、第2志望のみ変更可能。ただし、単独選抜実施学科から複数志願選抜実施学科へ志願変更する場合は、同一校内の学科のみ可能で、第2志望は認められません。専門学科は単独選抜のため、志願できるのは1校のみです。

調査書点(内申点)と学力検査点は同等
調査書点(内申点)学力検査点
250点満点100点×5教科×0.5
=250点満点
学区ごとの第1志望加算点
学区第1志望加算点
第1学区25点
第2学区20点
第3学区25点
第4学区30点
第5学区30点

兵庫県 公立高校入試 学区 (2025年度/令和7年度)

公立高校の普通科(単位制を含む)および総合学科の通学区域は5学区に分かれていて、特色選抜・一般選抜では、原則として自分の居住する通学区域の高校に出願することになります。隣接区域の高校に出願可能な地域もあります。専門学科は県下全域のどの高校にも出願できます。

兵庫県 公立高校の通学区域
学区名市町名
第1学区神戸市、芦屋市、洲本市、南あわじ市、淡路市
第2学区尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町、丹波篠山市、丹波市
第3学区明石市、加古川市、高砂市、西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、稲美町、播磨町、多可町
第4学区姫路市、相生市、たつの市、赤穂市、宍粟市、神河町、市川町、福崎町、太子町、上郡町、佐用町
第5学区豊岡市、養父市、朝来市、香美町、新温泉町

兵庫県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2024年度/令和6年度)

英語
傾向1
長文読解が大問5問中3問も出る!
対策
問題が多く、長さも約490語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。兵庫県の長文読解は、出る形式が例年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
リスニングが全体の約2割※出る!
対策
兵庫県のリスニング問題は、選択問題だけですから比較的易しめです。確実に得点しましょう。

※全体の約2割とは、小問数の割合です。

数学
傾向1
大問1の小問集合で、計算問題などの基本問題が全体の2割以上※出る!
対策
ここでとりこぼさず得点できれば、平均点にぐっと近づける配点構成になっています。大問1の「小問集合」では、計算問題を中心に、関数や図形などの基本問題が出題されています。問題演習を通して、教科書レベルの問題は確実に得点できるよう、繰り返し練習していきましょう。
傾向2
関数分野の大問が、2大問出る!
対策
関数分野の問題は、ここ数年2大問出ていますから、十分な対策が必要です。基本から応用まで幅広く出ていますが、応用問題も、ていねいに問題文やグラフを読みとり、何を問われているかを整理すれば解くことができます。できるだけ多くの「初めて見る問題」に挑戦しましょう。

※2割以上とは、配点に占める割合です。

国語
傾向1
約2100字の説明的文章が出る!
対策
14分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「内容や理由を説明する問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
発言の効果・意図などが問われる「会話・発表の問題」が出る!
対策
普段あまり取り組んだことのない問題はコツをおさえていないと間違えやすいものです。「会話・発表の問題」対策でしっかりとコツをおさえて解けるようになりましょう。
理科
傾向1
「物体の運動」 が出やすい!
対策
特に、「台車を使った実験」や「エネルギーの移り変わり」の問題が出やすいです。物体にはたらく力と運動のようすを理解して、台車の速さや距離の変化のしかたを考えましょう。
傾向2
「光合成・呼吸・蒸散」 が出やすい!
対策
特に、「光合成・呼吸による気体の出入り」の問題や「蒸散が起こる場所を調べる実験」の問題が出やすいです。植物のはたらきと気体の出入り、主に蒸散が起こる場所をおさえましょう。
社会
傾向1
統計資料やグラフなど資料を読みとる問題が出る!
対策
資料の基本的な読みとり方をおさえておけば解ける問題がほとんどです。資料読みとりのコツを理解して、しっかり得点できるよう対策していきましょう。
傾向2
地形図を読みとる問題が出る!
対策
兵庫県は地形図に関する問題が頻出します。縮尺や地図記号などの基礎知識を確実に覚えておけば、得点できるものが多くあります。必要な基礎知識を確認していきましょう。

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