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【愛知県】高校入試 私立併願校はどうやって決めるの?
高校入試において、志望校選びと同じくらい重要なのが、併願校選び。「この高校なら通いたい」と思える併願校を押さえておくことで、自信をもって志望校の受験に臨むことができます。併願校の選び方を確認しましょう。
私立の併願校も通うつもりで検討しましょう
愛知県では、公立高校を2校まで選んで出願することができ、公立志願者の約8割は2校へ出願します。しかし、2校出願できるからといって必ず公立高校に合格できるわけではありません。毎年、2校とも不合格の生徒が3千人近く出ています。
公立高校の第二志望校にも出願するからといって油断せず、私立の併願校も、万が一の場合に備えて、通うつもりで検討することが重要です。
私立高校は最大3校の受験が可能
愛知県の私立高校入試には、推薦入試と一般入試がありますが、推薦入試では合格したら入学することが前提とされており、その私立高校1校にしか志願できません。そのため、公立高校が第一志望の場合、私立高校は一般入試で受験することになります。
一般入試は、例年1月下旬から2月上旬ごろに3日間にわたって行われ、入試日程の異なる最大3校に出願することができます。
1日目 (2024/1/23) |
2日目 (2024/1/24) |
3日目 (2024/1/25) |
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尾張地区 | 愛知工業大学名電高校、愛知啓成高校、桜花学園高校、東海高校、星城高校、滝高校など | 栄徳高校、大成高校、中部大学春日丘高校、東邦高校、名古屋高校 など | 愛知高校、中京大学附属中京高校、名城大学附属高校 など |
三河地区 | 岡崎城西高校、桜丘高校、杜若高校、豊川高校 など | 安城学園高校、豊橋中央高校、人間環境大学附属岡崎高校 など | 光ケ丘女子高校、藤ノ花女子高校 など |
詳しくは、愛知県私学協会のWebサイトや各高校のWebサイトなどでご確認ください。
<高校入試情報サイト>では、進研ゼミの先輩が実際に併願受験した高校を掲載しています。
ここなら通いたいと思える私立高校に合格できれば、公立高校は第一志望校のみ出願という選択肢も
公立2校志願者が多いとはいえ、第二志望校選びに迷った先輩保護者も多かったようです。そんな先輩保護者の体験談を、いくつかご紹介します。
「近隣の公立高校は、併願校としてのレベルが違い過ぎて、最後まで決められませんでしたが、子どもに合った私立高校の合格が決まったので、最終的には、公立高校は1校のみの受験にしました」
私立高校の一般入試は、1月下旬に合否結果が出ます。公立高校への出願前に、「私立高校ならここに通いたい」と思える高校に合格が決まっていれば、自信をもって第一志望校の受験に臨むことができます。
私立高校の学校説明会は秋が多いため、秋になってもまだ見学に行っていないという方も多いようです。行ける時に見学に行く。早めに動く。ということが大切になりますので気になる学校のHPをこまめにチェックし、説明会へ参加してみましょう。
併願校選びで迷った時は<保護者向け 個別相談ダイヤル>にご相談を!
どの私立高校がおすすめなのか、公立高校もどこをめざせばいいのかわからないという方は、ぜひ「進研ゼミ」の<保護者向け 個別相談ダイヤル>をお勧めします。
お子さまの内申点や志望校を踏まえたうえでの合格に必要な内申点の目安などもお伝えします。ぜひお電話でご相談ください。
「公立高校の第一志望校と第二志望校では、指導方針や学校のカラーが違うこともあり、希望しないほうに決まった場合に本人が戸惑うこともあったり、同じタイプの学校にするにはレベルを下げないといけなかったりして、最後まで第二志望校が決まりませんでした。私立高校に合格していたので、公立高校は1校のみの受験でもよかったかもしれません」