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【長崎県】中3生必見！2025年度公立高校入試の変更点と除外範囲について
長崎県は、2025年度(令和7年度)の公立高校入学者選抜から入試制度の変更が行われます。現中3生が受ける入試からの変更です。とくに中3生はしっかりと内容を把握しておきましょう。
※ここでは長崎県公立高校後期選抜の学力検査について、『進研ゼミ』の独自分析をもとに解説します。
2025年度から公立高校入試制度の変更が行われます
2025年度からの入試制度の変更では、変更点は2点あります。次から見ていきましょう。
変更点1：選抜方法
今までの「前期選抜」、「後期選抜」から、「特別選抜」、「一般選抜」、「チャレンジ選抜」の3つに変更になります。
変更点2：入試日程
「一般選抜」の検査日が、これまでの後期選抜よりも2週間ほど早まり、2025年2月18日(火)、19日(水)と発表されています。
新しくなる入試制度の「特別選抜」と「一般選抜」について、簡単にご紹介します。
「特別選抜」
志願区分として、 「自己推薦①」と「自己推薦②」があり、それぞれどういう人が志願できるか決まっています。
●志願区分
自己推薦①: 文化・スポーツなどで顕著な実績を持ち、該当校に進学する強い意志を持つ人。さらに、学校の求める生徒像に合致する人。
自己推薦②: 文化・スポーツなどで顕著な実績を持ち、該当校に進学する強い意志を持つ人。
●選抜方法
調査書、自己推薦書、個人面接またはプレゼンテーションで行われます。調査書には、中1から中3の9教科の成績が記入され、成績以外の観点別学習状況の主体的に学習に取り組む態度も重視されます。
「一般選抜」
●選抜方法
学力検査(5教科500点満点)、調査書、面接で行われます。一部の高校で特定教科に1.5倍から2倍の傾斜配点を実施する場合があります。調査書には、中1から中3の9教科の成績が記入され、成績以外の観点別学習状況の「主体的に学習に取り組む態度」も重視されます。
選抜では、学力検査と調査書、面接の比重を高校ごとに決めて実施します。学力検査の比重が高い高校が多くなっていますが、学力検査と調査書の両方が合否に直結しますので、両方の対策をしっかりすることが重要です。
「一般選抜」の学力検査(5教科すべて)では、除外範囲が発表されています。
「一般選抜」について、検査問題の内容と、除外範囲が発表されています。除外範囲を今一度確認しておきましょう。
一般選抜の検査問題についての主な変更点
○探究的な学びの要素を取り入れた問題を全体の2割程度出題。
○学力検査から下記の範囲を除外。
【国語】漢文・漢詩
【社会】私たちと国際社会の諸課題
【数学】標本調査
【理科】惑星と恒星
【英語】仮定法
除外範囲はあるけれども、それ以外の内容は入試の出題範囲であるということ。だから、各教科の入試対策はしっかり進めていきましょう。長崎県の公立高校の最新の情報は教育委員会のWebサイトで確認しましょう。
長崎県の英語は、長文読解が大問4問中3問を占める
英語は大問が4つあります。大問2～4はすべて長文読解です。英作文も出題されます。例えば、2024年度入試では、大問2の24点のうち6点分が英作文ですし、大問3の16点はすべて英作文で構成されています。また、リスニングを含めて50分で解く必要があるので、解くスピードが大事です。
英語の攻略ポイントは？
■語い力をつける
英語は単語を知らなければ読むことも書くことも聞くこともできません。使い方(例文等)とセットで覚えることを意識しましょう。
■文法力をつける
教科書の英文などを繰り返し読むこと、そして英文を書くことが大切です。読む書くを繰り返すことによって使える文法も増え、身についていきます。
■長文読解力をつける
長文読解にまずはたくさん読んで慣れていきましょう。自分が英語を読むスピードを知るために、時間を計りながら読んだり、音読をしたりすることも効果的です。音読をすることで英語の語順に慣れることができたり、文の塊を意識することによって英文の理解力を高めることができます。
【英語以外も無料公開中！】動画で長崎県の入試問題の特徴と学習のポイントをチェックしよう！
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