復習&復習、また復習…。授業とテストの復習で実力を積み重ね、念願の合格へ

中1|7月号

うさぎ先輩 2025年度入試で合格

三重県 松阪高校・理数科

トクイ教科:国語 ニガテ教科:社会
部活:なし
志望校合格までの壁:トクイな分野とニガテな分野の差が激しかった数学。その凸凹が、過去問演習に大きく響き…。

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内申点対策

早めの復習で、勉強内容をしっかり定着させる

私は焦りに弱いタイプだったので、テスト前にガッと勉強するのではなく、ふだんからコツコツ基礎を固めることをとても大切にしていました。とくに、授業中にわからないことがあったらその日のうちに先生に質問したり、休み時間にノートを見直して大事な内容を反芻(はんすう)したりと、授業からなるべく時間を空けないようにしながら、復習していました。
テスト後の復習も同じです。私が通っていた中学校は授業内でテストの解き直しを行っていたのですが、そのときも、わからないことがあったらどんどん先生に質問して、テスト範囲の内容をもれなく理解するよう心がけました。復習をおろそかにしなかったことは、中1から好成績をキープできた一つのポイントです。

めざすはカンペキな対策 
計画的に取り組んだテスト勉強

テスト対策も入念に行いました。テスト後に提出する課題は、日頃から自主学習ノートにコツコツ演習。1周だけでなく、2~3周解いたうえで、テストの2週間前を迎えるようにしていました。
いざテスト期間になったら、細かい内容も含めて、習ったことを覚えているかをまずチェック。教科書を音読しながら、「この単元の英単語」「国語のコラムの漢字」と、追加で勉強すべきことを紙に書き出して、残りの期間にじっくり復習しました。
早く勉強を始めると、「もうやってあるから」と気持ちが落ちついて、プラスαの勉強にもよく気持ちが乗りました。本番に弱い人は真似してみてください。

志望校選び

「医師になりたい」夢を叶えられる高校

私の将来の夢は、医師になること。小さなころから人を助ける仕事に惹(ひ)かれていて、とくに医師は、私自身が助けてもらったことがある憧れの仕事でした。
では、どんな進路で医師をめざすか。私は国公立大学の医学部から、医師になりたいと考えていました。中2のときに訪れた国立大学の先輩たちがとても格好よかったからです。その先輩たちはとても知的で、卒業後の人生を真剣に考えていて、すごく素敵でした。
医学部、しかも国公立大学となると、大学受験のハードルはとても高いです。少しでも理想の進路に近づけるように、合格実績の豊富な高校をと考え、松阪高校を志望しました。

受験勉強

不安が尽きないからこそヌケモレに向き合う

受験勉強で初めに手をつけたのは、中学3年間の総復習。「絶対にヌケモレがある」と心配でたまらなかった私は、「カンペキだ」「これ以上解く問題はない」と思えるくらいまで、学校から配付された分厚い総まとめの問題集をひたすら解き続けました。
問題が解けなかったときは、解けなかった原因や覚え間違えていること、解説と自分の解答の違いなど、「次に出会ったときに解けるようになるためのポイント」を、自作のミスノートにメモ。手を動かし、定期的に見返しも行って、本番への備えにしました。

どれだけ解けなくても絶対に手は止めない!

どれだけ学校の問題集を解いても、ニガテ意識があったり、不安に感じる分野もありました。とくに大きな壁だったのが数学。トクイな分野もあったのですが、ニガテな分野はとことんわからず…。冬になって過去問を解き始めてからも、思うように得点できない状況が続きました。

そこで頼ったのが、「ゼミ」の〈受験Challenge〉です。学校の問題集や過去問に比べて解説がわかりやすかったことから、その内容を少しでも自分のモノにしようと、問題を解いては解説を熟読する、という勉強に打ち込みました。また、解説の内容が身についたかチェックするために、一度解いた問題を見て、自力で解説を再現できるかチェックすることも。ミスノートと同じように、解説を書くためのノートまでつくるくらいに、「ゼミ」の問題・解説と向き合いました。

入試本番

まさかのコロナに追い込まれるも…

実は入試は、追試を受けました。本試の前日にコロナウイルスへの感染が発覚し、受けられなかったんです。追試は本試よりも難しいというウワサを聞いていたので、試験当日までは本当に不安でした。
本番は意識して気持ちを切り替えました。中3になってからはもちろん、中1のときから自分なりに勉強してきました。だから、もし合格できなかったとしても、自分はえらい。実力を出し切れたらもっとえらい! その証拠になるずっと愛用してきたシャーペンを握りしめながら、自分で自分を鼓舞して緊張をはねのけました。

合格の秘訣

意識して、気持ちの余裕をつくろう

入試当日がそうだったように、合格に固執しなかったことがよかったのかなと思います。志望校には合格したかったですし、そのためにがんばっていましたが、不合格でも人生や夢が終わるわけではありません。そうして少し生まれた心の余裕が、最後の最後まで実力を伸ばし、実力を出し切ることにつながりました。

(お母様から)合言葉は「後悔先に立たず」

勉強にはあまり口出ししなかったのですが、ずっとスマホを見ていたり、ダラダラ取り組んでいたりするときは、決まって「後悔先に立たず、だよ」とひと言だけ投げかけました。すると娘も、言われ慣れているからか、すーっと机に向かい直してくれました。こうした親子の合言葉をつくっておくと、無理に叱ったり、ヤキモキしたりせずにすむかもしれません。

※体験談は2025年度の入試情報です。

「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中1の7月号おすすめ活用法

テスト直後の解き直しでニガテ解消

間違いが多かった単元だけでもおさらいを

定期テスト真っ最中という方も多い時期。テスト後はひと息つきたくなりますね。ただ、実はテスト直後こそ、少し取り組めば大きく成績アップにつながるチャンス。
定期テストで間違いが多かった単元をおさらいするなど、少しでもニガテ解消をしておくことが、夏以降のリベンジにつながります。

絞って「解き直し」をするのが近道

『中一講座』では、定期テスト後に効率的におさらいができるようサポートしています。

「ハイブリッドスタイル」の方
定期テストが返却されたら、振り返り登録をしましょう。そして、間違いが多かった単元は「ときなおしカルテ」で解き直しをしましょう。
さらに余力があれば、1回につき3レッスン分の「今日のオススメレッスン」にも取り組めるとよいでしょう。1レッスン約15分なので、無理なく学習を続けられます。

「オリジナルスタイル」の方
定期テストで間違いが多かった単元を〈中1Challenge〉で復習し、その後は1日2回分取り組むのがおすすめです。付属のカレンダーで計画を立て、終わったところに印をつけると、達成感が得られて続けやすくなります。
月末に〈赤ペン先生の添削問題〉を提出いただくと、お子さまのやる気アップにつながりますし、ニガテ単元をあぶり出すこともできます。

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さあ!次はキミの番だ。
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