朝学習と過去問対策で実力アップ! 第一志望を貫いて憧れの高校に合格!
中3|6月号みかん先輩 2025年度入試で合格
トクイ教科:理科 ニガテ教科:社会
部活:演劇部
志望校合格までの壁:部活が週5日あって、勉強時間があまり取れない。また、社会にもニガテ意識があり…。
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内申点対策
朝に「ゼミ」教材に取り組む習慣を続けて、部活と勉強を両立
私が中1から続けている習慣は、毎朝登校前に30~40分、「ゼミ」の教材に取り組むこと。中3・1学期は演劇部の活動が週5日あって、帰宅後はなかなか机に向かう時間が取れず、疲れて勉強できないこともあったのですが、朝に集中して〈受験レッスン〉に取り組みました。「ゼミ」の教材は、短時間で取り組めるし、わかりやすい説明が多かったから有効に時間を活用できたと思います。
テスト2週間前から予定を立てて、まんべんなく対策を進める
定期テスト対策はテスト2週間前から取り組みました。まずは2週間分の予定表を作成。オール5をめざしていたので、特定の教科に集中するのではなく、全教科に時間を均等に割り振りました。うまく進められなかったときのために、調整用の予備日もつくっておくことで、やり残しを防ぎました。
テスト対策で活用した教材は〈定期テスト予想問題デジタル〉です。スキマ時間は〈定期テスト暗記BOOK〉で、社会の歴史の暗記にも取り組みました。また、実技科目は教科書から出題されるので、教科書を中心に勉強しました。
志望校選び
自由な校風の“東葛(とうかつ)”に憧れが! ユニークな講座にも興味を持ち、第一志望に決定!
「制服がなく、私服で登校OK」「部活で禁止されていなければ、髪を染めてもかまわない」など、自由な校風が特徴の東葛飾高校。そんな校風に憧れて、中1から「東葛に進学できたらいいな」と思っていました。
中2の秋は文化祭に、中3の夏はオープンスクールに参加しました。東葛飾高校には、スポーツ祭、合唱祭、文化祭の「三大祭」があって、学校行事に熱心に取り組んでいる様子も伝わってきましたし、オープンスクールに参加したときは、先輩から高校の雰囲気を直接聞くことができました。校風が自由なだけでなく、「リベラルアーツ講座」のようなユニークな講座があることもわかり、「絶対にここに進学したい!」という気持ちが強くなりました。迷いがある人は実際に学校を見に行くといいと思います!
受験勉強
数学の高難度の問題をしっかり対策
部活の引退が8月下旬だったので、受験勉強をスタートさせたのは秋から。朝勉強するスタイルは変えず、早起きして勉強時間を増やしました。帰宅後は、主に社会の重要項目などの暗記に取り組むようにしました。
とくに力を入れたのは数学の対策です。東葛飾高校の入試で課される「思考力を問う問題」の数学はすごくレベルの高い問題。そこで、〈エベレス〉(※別売りオプション教材)を受講して対策しました。〈エベレス〉の問題は時間をかけてじっくり解くようにしました。〈エベレス〉の教材は、なかなか触れる機会の少ない他の都道府県の過去問や、難関校の過去問を多く解くことができて実力がついたと思います。
勉強時間を記録し、モチベーションをキープ
冬からは平日4時間、休日は8時間くらい、勉強に充てました。これは、東葛飾高校のオープンスクールでもらった冊子に書いてあった先輩の体験談を参考にした時間です。ベネッセの〈StudyCast(スタキャス)〉というアプリで実際の勉強時間を記録して振り返ることで、モチベーションがキープできたし、自信にもなりました!
いろいろな面でサポートしてくれた母に感謝
私は、受験勉強中は、親に少し距離を置いてほしいタイプ。でも、母には、お守りをつくってもらったり、書道が得意なので「東葛合格」と紙に書いてもらったり、脳によいと言われるブドウ糖のゼリー飲料を用意してもらったり――いろいろな面でサポートしてもらえたことに感謝しています。

入試本番
直前に5年分の過去問を解いたことが、本番で役立った!
入試は2日間に分かれていて、初日は国語・数学・英語、2日目は理科・社会・思考力を問う問題でした。初日は電車のダイヤが乱れ、試験開始時間が1時間遅れるというハプニングが! 直前でチェックできる教材を持ってこなかったので、時間を持て余してしまい、少し後悔。2日目は、ちゃんと〈入試によく出る基礎〉を持って行って、休み時間に目を通しました。
いちばん不安だったのは、2日目の「思考力を問う問題(※)」。これは国語、数学、英語の問題で構成される試験で、本番直前に過去問5年分を対策していました。過去問を解くときに、得意な英語から先に解くようにしていたので、本番もいつも通りの順番で解答。
数学が前の年より、かなり難しくなっていてとまどいましたが、「周りの人も同じだ」と思って、気持ちを落ち着かせました。時間はギリギリだったけど、なんとか全部解答を書くことができました!
※注)「思考力を問う問題」は、千葉県の公立高校入試の「学校設定検査」の1つ。英数国の3教科で構成される。令和7年度入試では千葉高校(県立)、千葉東高校、東葛飾高校の3校で実施された。
合格の秘訣
「この高校に進学したい」という気持ちを強く持つことが大事!
受験勉強の途中で、なかなか成績が伸びず、「別の高校に志望を変えようか」と思うこともあると思います。実は私もそうでした。でも、「憧れの高校に進学したい!」という気持ちが強く、第一志望を貫きました。やっぱり気持ちが大事です。「入学後にチャレンジしたいこと」「楽しい高校生活」をイメージして、勉強を頑張ってください!
(お母様から)受験を通して“つかず離れず”の距離感を意識しました
受験期に心がけていたのは、“つかず離れず”の距離で見守ることです。本人がピリピリしているときは距離を置き、不安そうにしていたら寄り添うようにしました。そして、声かけにはポジティブな言葉を使うことも心がけました。「大丈夫だよ。合格するよ」と言い続けたことは、よい影響があったのではないかと思っています。
※体験談は2025年度の入試情報です。
「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中3の6月号おすすめ活用法
内申点を上げる 「目標」と「優先順位」
具体的な目標でやることを明確に
内申点には定期テストの成績だけでなく、提出物や授業中の取り組みも大きく影響します。全教科が対象となる内申点を中3の今上げるためには、目標を立てることが大切です。
例えば、「英語の成績を4から5に上げる。そのために、評価がいまひとつな提出物に力を入れる」など、できるだけ目標を具体化すると、やるべきことが明確になって意欲的に取り組めるでしょう。
「ニガテ=伸びしろ」最優先で対策を
定期テストで得点を上げる最短の道は、ニガテを解消すること。ニガテ分野の勉強に時間がかかってしまう場合は、質問サービスを活用するのがおすすめです。
「ゼミ」の「チャレンジ AI学習コーチ スピード疑問解消チャット」なら、5教科の質問はもちろん、理科・社会の用語調べや学習法の疑問もチャットで質問できます。さらに5・6月は期間限定で、「即レス! ギモン解消チャット」も開設。ニガテ意識をもつ中3生が多い英語・数学の疑問を、チャットで質問してすぐに解決できます。
また、実技教科は、技能面で苦手意識があるお子さまこそ定期テストは挽回のチャンス。6月号でお届けする〈定期テスト暗記BOOK実技(厳選予想問題つき)〉で、テストによく出る問題を効率よく学習しましょう。
実技教科のテスト対策に役立つ動画〈実技動画ラッシュ!〉もご用意していますので、覚えにくいところは動画で確認して、つまずいたところだけノートや〈定期テスト暗記BOOK〉を見直すのもおすすめです。
受験の「目標=志望校」選び
内申点の目標とともに、そろそろ決めておきたいのが志望校。現在の高校は、さまざまな制度や学科、特色ある教育など多彩な学びが可能になり、行きたい高校を絞りきれていないお子さまも少なくありません。そんなときは、受験のプロが講師を務める「合格戦略セミナー」にぜひご参加ください。5月24日(土)は、「志望校選び」をテーマに、高校の基礎知識や高校選びの方法をくわしく解説します。
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