沖縄県の高校入試情報
入試日程 入試制度 内申書 学区 出題傾向分析と対策

沖縄県 入試データ

沖縄県 公立高校入試日程 (2025年度/令和7年度)

特色選抜

出願受付日 2025年2月3日(月)〜2月4日(火)
検査日 2025年3月4日(火)・3月5日(水)
※学力検査以外の選抜項目の実施時期は各高校が定める
合格発表日 2025年3月18日(火)

一般選抜

出願受付日 2025年2月3日(月)〜2月4日(火)
志願変更日 2025年2月7日(金)〜2月10日(月)
・願書取下げ・再出願期間:2/17~18
検査日 2025年3月4日(火)・3月5日(水)
追検査日 2025年3月10日(月)
合格発表日 2025年3月18日(火)

沖縄県 公立高校 調査書 (2025年度/令和7年度)

一般選抜における調査書の評定は中一から中三の成績の合計が対象。9教科5段階評定で、そのうち実技4教科は1.5倍し、1学年55点満点×3学年で計165点満点です。

沖縄県 一般選抜の調査書の評定内訳(165点満点)
中一中二中三
5教科×5段階評定

実技4教科×5段階評定
×1.5倍
=55点満点
5教科×5段階評定

実技4教科×5段階評定
×1.5倍
=55点満点
5教科×5段階評定

実技4教科×5段階評定
×1.5倍
=55点満点

※特色選抜では、独自の方法で調査書の評定を計算する高校もあります。

沖縄県 公立高校入試制度 (2025年度/令和7年度)

2025年度入試から、従来の中学校長推薦が必要な推薦選抜に代わって、中学校校長の推薦が不要な自己推薦型の特色選抜がすべての高校・学科で実施されます。また、沖縄県の公立高校入試は1回のみの実施となり、自己推薦型の特色選抜と、学力重視型の一般選抜の2つの選抜方法で選抜されます。特色選抜と一般選抜で、最大2校に出願できますが、特色選抜のみの出願はできません。すべての高校で、特色選抜、一般選抜の順に合否が決定されます。特色選抜で不合格の場合は、一般選抜の受検者とあわせて、合否判定が行われます。

沖縄県 公立高校入試 特色選抜 (2025年度/令和7年度)

特色選抜は、中学校校長の推薦が不要な自己推薦型の選抜です。出願要件は各高校が定めます。学校・学科によっては、調査書の評定が出願要件として設定される場合もあります。選抜では、志願者全員に学力検査が課されるほか、学校・学科によっては面接、学校独自検査、実技検査等も行われます。従来の推薦選抜と異なり、学力検査が実施されるため、学習面の対策が必要となります。

2025年度沖縄県公立高校入試 特色選抜 選抜方法
出願・中学校長の推薦は不要
・出願要件は高等学校長が定める
・特色選抜出願者は、一般選抜にも同時に出願する
・特色選抜のみの出願はできない
・特色選抜と一般選抜は別の高校・学科でも可。最大2校出願できる
検査内容・5教科(国語、理科、英語、社会、数学)の学力検査(5教科300点満点)
※一般選抜と共通
・面接、学校独自検査、実技検査等
選抜方法・学力検査の成績、面接の結果、学校独自検査の成績、実技検査の成績等をもとに選抜
・学力検査の成績は、一般選抜の学力検査(各教科配点60点)のうち、思考力を問う記述式問題以外の得点(各教科配点50点)を成績として取り扱う

沖縄県 公立高校入試 一般選抜 (2025年度/令和7年度)

一般選抜は、すべての高校・学科で実施し、全員が5教科の学力検査と面接を受けます。調査書と学力検査等の成績の比重は、原則として5:5に扱いますが、一部の高校では調査書:学力検査等の成績の比重を4:6または4.5:5.5として扱います。また、実技検査や、傾斜配点を実施する場合もあります。

2025年度沖縄県公立高校入試 一般選抜 選抜方法
出願・出願期間は特色選抜と同期間
・1回に限り、志願先を変更することができる※一般選抜志願者が募集定員を超えた学科・コースのみ
・1校、1課程、1学科、1コースに出願できる。ただし、同一校における他の課程、他の学科に第二志望(コースの場合は第2希望)を出願することができる
検査内容
(全校)
・5教科(国語、理科、英語、社会、数学)の学力検査(5教科300点満点)
・面接
検査内容
(実施校のみ)
・実技検査(芸術科等)
選抜方法・調査書、学力検査等の成績で、合否を決定する
・「調査書」と「学力検査等の成績」との比重は原則として「5:5」
 一部の高校では「4:6」または「4.5:5.5」として扱う(下図参照)
・学校、学科、コース等の特色に応じて学力検査の特定の教科の配点を変える場合がある
・実技検査(実施校のみ)も合否判定の資料として総合的に判断される
「調査書と学力検査等の成績との比重」
調査書:学力検査高校(学科)
4.5:5.5名護(普通科・フロンティア科)、読谷(普通科)、具志川(普通科)、コザ(普通科)、普天間(普通科)、首里東(普通科)、那覇(普通科)、知念(普通科)、宮古(普通科・文理探究科)
4:6球陽(文理探究科)、那覇国際(普通科・国際科)、首里(普通科)、開邦(学術探究科・芸術科)、向陽(普通科・理数科・国際文科)

※上記以外の県立高校では、調査書と学力検査の比重は5:5です。

沖縄県 公立高校入試 学区 (2025年度/令和7年度)

普通科は7つの通学区域があり、原則として住んでいる区域から高校を選んで受検します。一部の地域では、普通科でも県全域の高校を受検できます。また、定員の10%以内の範囲で、通学区域以外の高校に入学することができます。専門学科・総合学科は、県内のどこからでも受検できます。

沖縄県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2024年度/令和6年度)

英語
傾向1
長文読解が全体の約3割※出る!
対策
問題が多く、長さも約350語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。沖縄県の長文読解は、出る形式が例年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
与えられたテーマについて20語以上書く英作文が出る!
対策
沖縄県では「与えられたテーマについて書く問題」が例年出ています。長めの英文を書くコツは、自分の知っている表現で答えることです。

※全体の約3割とは、小問数の割合です。

数学
傾向1
記述式の「図形の証明問題」 が出る!
対策
図形の証明問題は例年出ている重要問題です。ここ2年は完全記述式として出題されましたから、書き方のコツをしっかりと身につけておきましょう。
傾向2
配点の4割が小問集合として出るから落とせない!
対策
「小問集合」では、計算問題など「数と式」の基本問題が中心に出題されています。得点源ですから、「数と式」の分野の基本問題を復習して、速く、正確に解けるように演習しておきましょう。
国語
傾向1
約3200字の小説が出る!
対策
10分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「内容を説明する問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
発言の効果・意図などが問われる「会話・発表の問題」が出る!
対策
普段あまり取り組んだことのない問題はコツをおさえていないと間違えやすいものです。「会話・発表の問題」対策でしっかりとコツをおさえて解けるようになりましょう。
理科
傾向1
「中和とイオン・電池」 が出やすい!
対策
特に、「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の実験」や「電池とイオン」の問題が出やすいです。 中和のしくみと反応後にできるもの、電池になる条件とそのしくみをおさえましょう。
傾向2
「刺激と反応・動物の特徴と分類」が出やすい!
対策
特に、「感覚器官の名称と反応経路」の問題や「肉食動物と草食動物の違い」の問題が出やすいです。刺激の伝わり方の違いや、肉食・草食動物の特徴とその理由をおさえておきましょう。
社会
傾向1
差がつきやすい、資料を読みとり、文章で記述する問題が出る!
対策
資料の読みとりや記述する問題をたくさん解いて慣れることが大切です。答え合わせをして解き方を理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
ただの暗記では解けない、歴史の並べ替え問題が出る!
対策
一つひとつのできごとを、ただ暗記するだけでは並べ替え問題を解くことはできません。なぜそのできごとがおこったのか、理由とあわせて暗記を進めることが重要です。

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