部活も勉強も全力!夏休みのコツコツ勉強で基礎力を強化し、自信をつけて合格へ
中2|8月号怪獣マリモン先輩 2025年度入試で合格
トクイ教科:国語 ニガテ教科:社会
部活:バドミントン部
志望校合格までの壁:大好きな部活を夏休みに引退。燃え尽きそうな中で、受験勉強へ気持ちを切り替える必要があった。
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内申点対策
朝学習でコツコツ進めた、夏の総復習
私はバドミントンが大好きで、部活にも、クラブチームにも入っていました。もちろん中2の夏休みも毎日練習づけ。忙しい中で、宿題にも〈チャレンジ〉にも取り組むために、朝学習を習慣にしました。
毎日少しだけ早く起きて、すぐに30分から1時間勉強。宿題と〈チャレンジ〉のどちらに取り組むかは、気分や進み具合で決めていました。終わったら、あとは部活に集中。この繰り返しで、無事に宿題も〈チャレンジ〉も終わらせられました。
〈チャレンジ〉はせっかくの総復習号だったので、取り組み方をひと工夫。直接〈チャレンジ〉に答えを書きながら進めて、わからない問題があったら正答や解説を赤ペンで記入。全部の問題を解き終えたら、赤シートを持って2周目へ。書き込んだことを覚えているか、さっと確認しました。
夏休み中は授業がないため、習ったことを忘れてしまいがちですが、宿題も〈ゼミ〉もきちんと取り組んでおいたおかげで、2学期の授業は楽勝! 「できる」「わかる」と、自信がつきました。

内申点対策は授業から! 態度も中身も、しっかり決める
内申点対策として心がけていたのは、必ず提出物を出すことです。それから、授業態度も大切だと思って、授業中は先生の話をよく聞いて、板書もしっかり取るように心がけていました。
ノートの取り方は自分なりに工夫しました。例えば数学なら、解き方の手順がとくに重要そうなので、色ペンで目立つようにメモ。また、先生が話したことは、板書されなくてもなるべくメモして、あとで見返したときに授業の内容を思い出せるようにしておきました。
志望校選び
実際に高校を見学して感じた、いい意味でのギャップ
仙台二華高校を志望した決め手は、オープンスクールの雰囲気です。それまでは静かな生徒が多い印象を抱いていたのですが、オープンスクールで見た先輩たちはとても明るく、楽しそうに学校生活を送っていて、いい意味でギャップを感じました。また、仙台二華高校は勉強環境が充実しているのも魅力でした。自習スペースや図書館が整っていて、勉強にも、遊びにも熱中できそうだと感じて、志望しました。
受験勉強
焦らず自分のペースで、生活リズムを切り替える
中3の夏休み前半までは部活一色。県大会が終わり、ついに引退してからが、受験勉強のスタートラインでした。
ただ、気持ちをすぐに勉強モードに切り替えられたわけではありません。正直、はじめはなかなか机に向かう気力がわきませんでした。ただ、受験は待ってくれませんので、本当に少しずつでいいから「毎日何かしら勉強する」ことを強く意識しました。コツコツ勉強していくうちに、30分に1回休憩を取っていたのが45分に1回、1時間に1回と、だんだん集中力が増していって、気持ちも受験に染まっていきました。やる気が出なくて困っている人は、5分でもいいので、何かしら手を動かすところから始めてみてください。

基礎と応用の対策を両立させる、欲張りな問題演習
勉強内容は、やや難しい問題の演習が中心でした。〈受験Challenge〉や過去問、学校の問題集の問題に取り組んで、わからないことがあったら解説を読む、教科書や〈入試によく出る基礎〉に戻って理解を深める。どうしてもわからないことがあったら、父や学校の先生に質問する。この繰り返しで、基礎から応用まで、まんべんなく力をつけていきました。
直前期の過去問演習で、ニガテな社会の点数がずっと伸びなかったときは焦りました。ただ、もう後戻りはできないんだからと覚悟を決めて、〈入試直前FINAL〉をやり込んだり、〈入試によく出る基礎〉を見直したり、ヌケモレをつぶす時間を多めに取って、「やり切った」と思えるくらいに対策しました。

入試本番
ルーティンで、いつもの自分へ
私は本番で緊張しやすいタイプで、入試当日も案の定お腹が痛くなるくらい緊張しました(笑)。ただ、乗り越えるための秘策もありました。それは部活の大会で行っていたルーティンです。
まず、早めに試験会場に到着。人が少ないうちにお手洗いに行って、深呼吸し、「これまで頑張ってきた自分を信じよう」と自分に言い聞かせる。こうして自分の世界に入って、気持ちを落ちつかせてから、席について勉強へ。あとは問題を解くだけでした。緊張しやすい人は、私のように早めに試験会場に行ったり、落ちつかせる方法を用意したりしておくといいですよ。あと、緊張すると喉がかわくので、飲み物は多めに持っていくこと!

合格の秘訣
粘り強く、手を動かし続けたこと
問題が解けなかったとき、模試の判定が悪かったとき…。受験勉強中、「無理かも」と思う場面は少なくありませんでした。でも、それで本当にあきらめてしまうこともありませんでした。ダメだと思っても、手を動かし続ける。「私が解けない問題は、きっとみんなも解けないから大丈夫」と、こうした粘り強さや前向きさが、最後に最高の結果をもたらしてくれたんだと思います。
(お父様から)ワンアクションを起こすきっかけづくりを意識しました
娘は塾に通わず、「ゼミ」だけで受験に臨みました。塾に通う場合は、周りの生徒からよくも悪くもプレッシャーを受けます。それがありませんでしたから、過度に緊張させないように配慮しつつ、受験生である意識をもたせようとしました。例えば、「土日であっても塾に通っている子は今勉強しているだろうから、頑張ってね」と言ったように、です。娘が行動しやすくなるきっかけをつくるのが、家族の役目だと考えていました。
「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中2の8月号おすすめ活用法
短期間で効率よく 夏休みの勉強が続くコツ
コツ1.学習時間を固定する
夏休みは、時間がたっぷりあるように思えても、部活動やイベント、遊びの予定などで忙しく、あっという間に過ぎてしまうものです。
生活リズムが崩れがちな夏休みは、学習時間を固定しましょう。毎日何時から勉強を始めるかを決めて、その時間には必ず机に向かうことを約束するのも効果的です。
リズムが定着するまでは、スマートフォンや時計のアラームを設定して、学習に向かうきっかけをつくるとよいでしょう。「ハイブリッドスタイル」の方は、タブレットのアラーム機能もご活用ください。
コツ2.やるべきことを絞る
夏休みは中学校から出される宿題があり、さらに今までに見つかったニガテの解消もしておきたいところ。やるべきことを絞りましょう。
『中二講座』の8月号は、これまでに習った範囲の復習を効率的にできる特別号です。
「ハイブリッドスタイル」の方
〈AI Navi〉がニガテを分析して、最短15分でできるレッスンを提案。必要なところに絞ってニガテ解消ができます。さらに、朝・夜の「自習室」で夏休みの過ごし方をサポートします。
「オリジナルスタイル」の方
8月号の〈夏・特別総復習完成号〉で、夏までの総復習ができます。大切なポイントをまとめてあるので、まだ終わっていない教材があったとしても、先に8月号に取り組みましょう。
総復習ができたら、仕上げは〈実力診断マークテスト〉。自分では気づかないようなニガテ分野もあぶりだしてアドバイスをお届けするので、自信をもって新学期を迎えられます。
コツ3.受験の目標をもつ
7月26日(土)・27日(日)には、「47都道府県別高校入試セミナー」を配信。最新の出題傾向をもとに、5教科の学力検査の対策をお伝えします。中2のうちから、入試に向けてどのような学習をすればよいのか解説しますので、ぜひ、ご家族でご視聴ください。