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【沖縄県】県立高校入試での内申点の計算の仕方

高校入試における内申点とはどのようなものなのでしょうか。調査書と内申点は、高校入試の合否に大きく影響します。ここでは沖縄県の内申点の計算方法や、高校入試で内申点がどのように扱われるかについて解説します。

各教科の学習の記録が内申点のもとになる

受験生一人ひとりの中学校の成績や学校生活をまとめたものが、調査書です。中学校の先生が作成して、志願する高校に提出します。この調査書の、おもに各教科の学習の記録の欄に記載される成績(評定)を点数化したものが「内申点」になります。

学力検査が実施される「英語、数学、国語、理科、社会」の5教科だけでなく、「音楽、美術、保健体育、技術・家庭」の実技4教科も内申点の対象となり、高校入試の合否判定の資料になります。

沖縄県では中一から3年間の成績が高校入試に影響する

一般入学における調査書の評定は中一から中三の成績の合計が対象。9教科5段階評定で、そのうち実技4教科は1.5倍し、1学年55点満点×3学年で計165点満点です。

沖縄県 一般入学の調査書の評定内訳(165点満点)
中一中二中三
5教科×5段階評定

実技4教科×5段階評定
×1.5倍
=55点満点
5教科×5段階評定

実技4教科×5段階評定
×1.5倍
=55点満点
5教科×5段階評定

実技4教科×5段階評定
×1.5倍
=55点満点

内申点を上げるにはどうすればいいか

内申点の評価には、定期テストの点数だけではなく、授業中の取り組みや提出物なども影響します。

定期テスト(中間テスト、期末テスト)の点数

定期テストで高得点を取ることは、もちろん大切です。1点でも多く取ることが、内申点アップにつながります。テスト前にしっかりテスト勉強の時間を確保し、遅くとも2週間前から勉強するなど計画的に進めるようにしましょう。

進研ゼミでは、定期テスト対策が効率よく進められる教材をお届け・配信しています。

課題の提出

各教科の宿題やレポート、作品などの課題は丁寧に仕上げ、提出期限までに出すようにしましょう。

授業態度・学習態度

先生の話をしっかり聞いて、積極的に授業に取り組んでいるかなど、授業態度も大切です。実技教科は、上手下手よりも、まじめに一生懸命取り組む姿が評価されます。

その他

定期テスト以外にも評価の対象となりえる学習活動は、
・ノート提出
・ワーク提出
・レポート提出
・作品の提出
・定期テストのやり直し
・実技のテスト(歌唱、運動など)
・授業中に使ったプリント
・授業中の小テスト
・発表・発言
・調べ学習
・グループ学習・発表
・自己評価(ふりかえり)カード
などです。

先生方は学習活動のすべてをご覧になっています。すべての教科において、テストだけではなくふだんの授業から、しっかりと対策していくことが重要です。

この記事を書いた人

沖縄県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

沖縄県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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