我慢は一瞬、受験は一生。中1からのコツコツ勉強で志望校へ合格!
中1|2月号しいたけ先輩 2024年度入試で合格
トクイ教科:数学 ニガテ教科:英語
部活:ソフトテニス部
志望校合格までの壁:直前期までの勉強は順調。ただ、最後の最後の模試で点数が下がってしまい…。
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内申点対策
範囲の広い学年末テストを、
ピンポイントに攻略
学年末の定期テストは範囲が広い! なので、僕は勉強に使う教材を絞って、ピンポイントに勉強していました。
僕が使った教材は、〈定期テスト厳選予想問題〉と学校の課題。テストの1週間前になったら〈定期テスト厳選予想問題〉→学校の課題の順で、まず1周ずつ取り組みました。
ポイントは〈定期テスト厳選予想問題〉から先に取り組むこと。解説がわかりやすいので、「予想問」でヌケモレをつぶしてからのほうが、課題をスムーズに解き終えられるからです。
1周ずつ解き終えたら、今度は課題の2周目へ。先生が話したテスト範囲のうち、1周目で解けなかった問題だけ、残り時間で復習しました。
1年生の学年末テストは、周りは結構ボロボロで。実際内容も難しく、点数が下がっていた友だちも多かったのですが、僕はこの勉強法で好成績をキープできました!
早めのニガテ克服と朝の勉強習慣が、
受験につながる
中1の頃から僕はずっと英語がニガテ。なんとかしないと、と一念発起して、中2の春に復習に取り組みました。特に力を入れたのは、単語の復習。単語は一番の基礎だし、ここからなら勉強しやすいと思って、家にいるときのスキマ時間でコツコツ暗記に取り組みました。
これは忙しい人にマネしてもらいたいのですが、僕は毎朝少しだけ早起きをして、毎日1コマずつ、学校に行く前の時間で〈チャレンジ〉に取り組んでいました。中学生活はどんどん忙しくなっていきます。朝は他の勉強をする必要がないですし、リラックスして取り組めるので、集中しやすいですよ。

志望校選び
「かっこいい先輩」に、僕もなりたい!
下関西高校を初めて意識したのは、1年生の11月。先生と面談をしている中で、「めざしてみたら」と言われたのがきっかけでした。
それからなんとなく意識し続けてたのですが、本気でめざそうと思ったのは中2でオープンキャンパスに参加してから。話す先輩たちがみんな知的で大人っぽかったのが印象的で、そのかっこよさにあこがれて、この高校に行きたいなと思うようになりました。
受験勉強
総復習を通じて得点力を高めた
受験勉強を本格的に始めたのは、部活を引退した夏休み前から。まず手を付けたのは、1・2年生の範囲のニガテ克服です。〈ニガテ診断マークテスト〉の問題をすべて解けるようにすることを目標に、何周も繰り返し解き直しました。
そのうち、数学は解説を読む時間も力を入れました。トクイ教科だったぶん、解説を読むのが楽しかったですし、読めば読むほど力になると思って。ここで得点力を、高められるだけ高めようと、丁寧に解説と向き合っていました。
ピリピリモードを救ったのは、
母のサポート
直前期の12月に帰ってきた模試は、点数が下がっていました。それまでずっと順調に伸び続けていただけに、ショックは大きかったです。実際は少し点が下がっただけなのですが、ピリピリしていたのもあって、ずいぶん落ち込んでしまいました。
そんな雰囲気を察したのか、母が勉強を少し見てくれました。クイズ形式で問題を出してくれたり、「ここはこう解くんじゃないかな」と直接教えてくれたり。一人で受験に向き合っているわけじゃないんだ、応援してくれる人がいるんだと思ったら、気持ちがすごく楽になりました。母には今でも、感謝しています。
入試本番
努力の積み重ねは、
最後の最後で自分を助ける
受験当日、朝はすごく緊張していたのですが、受験会場に着いてからは何かのスイッチが入ってすっと落ちつけました。もう問題を解くしかないと覚悟が決まったんだと思います。それに、自分なりに勉強してきた自信も、前向きになれた要因でした。
合格の秘訣
一瞬の我慢は、
受験に入ってから自分を救う
部活もありましたし、勉強が大好きだったわけではないので、人並みに勉強のやる気が出ないときはありました。でも、そんなときでも、逃げずにコツコツ勉強し続けた。その積み重ねが、合格につながったのかもしれません。
例えば僕の場合、テレビやスマホを見たい、でも勉強しないといけないときは、「先にやらなきゃいけないことをつぶしてから遊んだほうが気持ちがいい」と、一瞬我慢して、勉強に取り組むようにしていました。この一瞬の我慢が受験につながると思って、コツコツがんばってみてください。
(お母様から)勉強の“状況”だけは
知っておくといいかもしれません
息子には“楽しく”勉強に向き合ってもらいたいと思っていました。例えば、我が家ではよく食事の時間にクイズ形式で問題を出していましたね。それから、息子の〈チャレンジ〉をこっそり見て、「このあたりがニガテなんだな」と知っておいたこともありました。
常に勉強を見るのは難しいですが、ニガテなところだけでも、親子で一緒に勉強したり、アドバイスができたりすると、子どもは心細くなくて、勉強しやすくなるのではないでしょうか。
※体験談は2024年度の入試情報です。
「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中1の2月号おすすめ活用法
学年末テストの秘訣は 早めのスタートと絞り込み
「楽しいきっかけ」で
勉強を早めにスタート
学年末テストに向けた対策は、出題範囲が広くて何をしたらいいかわからなかったり、忙しくて後回しにしてしまったりするお子さまも。「勉強」と思うとやる気になれないときは、その一歩前、「楽しいきっかけ」で学習習慣を取り戻しましょう。『中一講座』では、1 月号に続き「グレードアップフェス」を毎週日曜夕方 6 時に開催中。 テストで得点アップをめざしたい、忙しくてやる気が出ないというお子さまにとくにおすすめです。そのほか、「努力賞ポイントグレードアップキャンペーン」や「学年末テスト最強伝説ガチャ」など、レッスンに取り組みたくなる楽しいしかけを期間限定でご用意しています。
テスト計画を立てる
学年末テストに向けた対策は、直前になって焦らないよう、出題範囲を前もって確認し計画を立てることが大切です。計画を立てる際、どの単元を優先すればよいか、お子さまが悩んでしまうことも少なくありません。「ハイブリッドスタイル」の方は、ホーム画面右側の「定期テストルーム」から定期テストの登録をしましょう。テスト日程・範囲などを登録すれば、お子さま専用の学習計画が自動で作成されます。登録は1教科からOK。忙しいときは、がんばる教科を決めて、その教科だけ登録をして取り組むこともできます。
第三者にズバッと言ってもらう
「うちの子はテストに向けた勉強法がわからない様子」「子どものテスト勉強のしかたが気になるが、どうアドバイスしたらいいのだろう」など、保護者の方の悩みは尽きないもの。そんなときは、第三者にズバリ伝えてもらうのも一つの方法です。1 月 25 日(土)開催のオンライン進路セミナーでは、受験&教育のプロが「学年末テスト得点アップ勉強法」をテーマに、今やるべき対策をわかりやすくご紹介します。ぜひ、お子さまと一緒にご参加ください。
