幅広い選択科目が設置されているのが、総合学科の特色です

高校卒業後の進路の幅が広いのが総合学科の特色です

さまざまな進路に対応するための総合学科ですので、高校卒業後の進路もさまざまです。

自分の興味・関心のある科目を勉強しつつ大学進学を考える生徒も多いですが、例えば情報処理系の科目を勉強してさまざまな資格を取得するなど、将来は専門学校や就職を考える生徒もいます。

そもそも大学進学だけを考えるわけではないので、大学の合格実績を他の普通科と単純に比較するものでもないでしょう。

ただし、最近は大学進学希望者の割合も増えているため、受験対策を充実させている高校も多くなっています。もし、大学進学を中心に考えるのであれば、受験対策の部分について説明会などでしっかりと聞いておくこと、その上で他の普通科などと比較することが必要です。

自分の興味・関心のある科目が設置されているかどうかがポイントです

総合学科にはさまざまな進路に対応するため、多くの選択科目が設置されています。普通科・専門学科と並ぶ新たな学科として設けられたものであることから「第三の学科」とも呼ばれ、普通科目と専門科目を広く学ぶことができるメリットがあります。

原則として「単位制」による教育課程が編成されており、学年ごとに修了を認定する「学年制」とは異なり、卒業までに所定の単位を修得すれば卒業を認定するしくみです。

原則入学した年次には必修の「産業社会と人間」という科目が設置されており、職業と生活、産業の発展と社会の変化などを学びながら、将来の生き方や進路を考えていきます。

選択科目については、例えば「福祉系」「情報処理系」「スポーツ系」などのように相互に関連の深い科目を科目群(系列)のような形でまとめており、自分の興味・関心や将来の希望に合わせて選択していきます。

これらの設置科目については同じ総合学科であっても学校により異なりますので、説明会や見学会などを通して、自分の興味・関心のある科目があるのかどうかをよく調べておくことが必要です。

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偏差値・中学校の成績について
【偏差値】
ここでの「偏差値」は、<合格可能性判定模試>の「進研ゼミ偏差値」のことです。
他の模試の偏差値と、単純に比較することはできません。
【中学校の成績】
ここでの「中学校の成績」は、相談時点での中学校の通知表9教科×5段階評価、合計45点満点の数値です。
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