公立高校入試当日の学力検査を頑張れば、志望校に合格できますか?
一般選抜では内申点も大切だと聞きますが、実技などニガテ教科の内申点が上がりません。内申点が低くても、入試当日の学力検査を頑張れば志望校には合格できますか?
内申点(内申書)も合格者を決めるための大切な選抜資料です。
佐賀県公立高校一般選抜(全日制課程)では、「選考I」と「選考II」の二通りの方法で、「選考I」「選考II」の順に合格者を選考します(入試は1回です)。「選考I」では学力検査点の評価割合は高校ごとに決められ、学力検査点の割合は40%から80%です。「選考II」では学力検査点の割合は70%程度となります。内申書の評価基準(内訳)も高校・学科ごとに異なります。内申点が低くても学力検査点で挽回することができるかもしれませんが、入試では一つの高校に同じくらいの学力の受検生が集まるため内申点のマイナスが大きいと挽回が難しくなります。内申点は中学3年間の9教科の成績が対象となりますので、ニガテ教科もあきらめずに、日々の学習や定期テスト対策に積極的に取り組みましょう。
※ここでは「調査書」等を「内申書」と表現しています。