公立高校入試当日の学力検査を頑張れば、志望校に合格できますか?
一般選抜では内申点も大切だと聞きますが、実技などニガテ教科の内申点が上がりません。内申点が低くても、入試当日の学力検査を頑張れば志望校には合格できますか?
内申点(評定得点)も合格者を決めるための大切な選抜資料です。
愛知県公立高校入試は、「推薦選抜」と「特色選抜」「一般選抜」の三通りの選抜方法で合格者を決定します。一般選抜は評定得点と学力検査合計得点を使い、各高校があらかじめ選択するI〜Vの「校内順位決定方式」によって得られた数値を基礎資料として、面接結果(実施する高校のみ)など総合的に判定され校内順位が決まります。校内順位決定方式はI:評定得点(90)+学力検査合計得点(110)、II:評定得点×1.5(135)+学力検査合計得点(110)、III:評定得点(90)+学力検査合計得点×1.5(165)、IV:評定得点×2(180)+学力検査合計得点(110)、V:評定得点(90)+学力検査合計得点×2(220)の五通りの選抜方法となります。志望校によっては評定得点が低くても学力検査点で挽回できる可能性もありますが、入試では一つの高校に学力が同等の受検生が集まりますので評定得点のマイナスが大きいと挽回は難しくなります。ニガテ教科もあきらめずに、日々の学習や定期テスト対策に積極的に取り組みましょう。