私立高校受験で英語検定を取得しているとどの程度考慮されますか
これまでに英検・数検などの検定・資格は全く取得していませんが、私立高校入試では有利になるといううわさを聞きました。どの程度影響するものでしょうか。検定をもっていないと不利ですか?
多くの私立高校で英語検定などの資格は優遇されます
まずは内申点をしっかりと獲得することが大切です
オープン受験以外の入試では、学科・コースごとに内申点等の基準があります。各高校・コースによってその基準は異なりますが、英語検定(多くは3級、一部で準2級)を取得していると内申点への優遇措置(例:9教科に1点加点など)があることが多いです。ただし、あくまでも優遇措置であって、ごく一部の例外を除いてこれだけで合格できるものではありません。また、検定・資格のほか、生徒会活動や部活動における役職・活動実績などが対象になる場合もありますが、基準の中心は内申点ですから、まずは2学期までにしっかりと内申点を獲得することが大切です。詳細について判断に迷うケース(例:説明にはなかったが、漢字検定は加点されないのか等)もあるかもしれませんが、これらを決めるのはすべて高校ですので、高校に確認するのが確実です。
出欠状況や評定に条件があることもあります
加点などの優遇措置のほかに条件を設定している私立高校もたくさんあります。例えば「3年次の欠席日数が5日以内であること」、「9教科の評定に1がないこと」などです。多くの場合は、学校の説明会などで先生からご説明があるので、確認しておくようにしましょう。