出願したのですが、志願先変更をすべきかどうかを親子で悩んでいます
第一志望校の公立高校に出願したのですが、過去問や模試などで得点が思うように取れません。志願倍率も高かったため、本人の不安も強く、志願先変更で第二志望校に変えたいと言いはじめました。私立は納得のいく私立高校と個別相談ができております。志願変更したほうがよいでしょうか。
志願変更をするにせよ、しないにせよ、お子さまが納得のいく高校を受験できることが大切です
もう一度志望理由を整理する!
最後に受験校を決めるのはお子さま自身です。本当はどうしたいのか、よく話を聞いてあげる必要がありますね。
この時期は受験勉強のつらさと結果が出ないいら立ちで、精神的に不安定になりがちです。第一志望校に行きたい気持ち(理由)がどの程度強いか、また、本当に第二志望校に行きたいのか、その理由は何なのかを整理してあげる必要があります。本当に行きたい高校であれば、明確な理由や意気込みなどが本人の口から出てくるはずですし、最後の確認ですからそれを引き出してあげなければいけません。
ただし、極度のストレスやプレッシャーで精神的に弱っており、体調などに影響が出ている場合には、今回の高校受験では無理をしないという選択肢もあります。あまり時間はないと思いますが、家庭でじっくりと話し合って納得のいく受験校を選択していくこと、決めたからにはその志望校に向かって全力で頑張ることを確認しましょう。
受験校がどうであれ、勉強は最後までしっかりと取り組むことが大切!
埼玉県の公立高校の入試問題は学校選択問題と共通問題で実施され、学校によってどちらの問題で実施されるかが異なります。もし、学校選択問題実施校から共通問題実施校への変更であったとしても、問題校正や時間配分が異なるので、今から共通問題実施校の過去問対策を行う余裕があるのか?など現実的なところを確認しましょう。
受験校がどうであれ、過去問や受験チャレンジなどで苦手な分野の学習に取り組んでください。一度やって解けない問題や、わからない問題は解説をよく読んでまずは理解すること、そして少し時間をあけてもう一度自分の力で解くことが大切です。