公立高校入試当日の学力検査を頑張れば、志望校に合格できますか?
一般入学者選抜では内申点が大切だと聞きますが、実技などニガテ教科の内申点が上がりません。内申点が低くても、入試当日の学力検査を頑張れば志望校には合格できますか?
内申点(内申書)も合格者を決めるための大切な選抜資料です。
北海道公立高校一般入学者選抜では、5教科の学力検査点と内申点などが選抜資料となります。選抜方法は3種類あり、(1)内申点と学力検査点を同等に扱い両方の成績が上位の人から募集人員の70%程度を、(2)「内申書の内容などを重視」の選抜で15%程度を、(3)「学力検査の成績を重視」の選抜で15%程度を合格者とします。内申点または学力検査点が少し低い場合でも合格することは不可能ではありませんが、(1)の選抜方法で募集人員の70%程度が決まるので、内申点もしっかり取っておくことでチャンスが広がります。中学3年間の9教科の評定が内申点となるので、ニガテ教科もあきらめずに、日々の学習や定期テスト対策に積極的に取り組みましょう。
※ここでは「調査書」等を「内申書」と表現しています。