司法書士
司法書士の仕事内容は?
一般の人に代わって法律上の手続きを行う専門家
専門的な法律の知識が必要な書類の作成や法律上の手続きを、代わりに行ってくれるのが司法書士です。
最も多い仕事は、土地や建物を売り買いする際に必要な不動産登記です。
裁判所、検察庁、法務局などに提出するそのほかの書類づくり、手続きのほとんどを司法書士が行っていると言ってよいでしょう。
また、ときには町の法律コンサルタントとして、いろいろな人の相談にのり、法律的な角度から適切なアドバイスを行います。
司法書士はどんな働き方をするの?
資格を取り、企業や個人事務所へ勤めるか、独立開業して働く
2025年時点での司法書士の総数は約2万3400人で、毎年増える傾向にあります。
資格を取った後の進路は、個人事務所に勤める、一般の企業に勤めて法律の部門などで資格を生かす、独立開業する、の三つが考えられます。
経験を積んで独立開業した後、軌道に乗るまで数年かかることも多いようです。
司法書士の仕事で最も多いのは不動産登記なので、不動産の動きが多い時期は、いそがしくなります。
司法書士はどんな人に向いているの?
慎重できちょうめんな人、まちがいなく確実に仕事をこなせる人
依頼者の財産や権利にかかわる仕事なので、慎重できちょうめんな人、まちがいなく確実に仕事をこなせる人に向いています。
そして、正義感が強く、法律をくわしく知っていて、依頼者が安心して任せられるまじめな人柄であることも条件です。
また、法律や法令は新しく制定されたり改正されたりするものなので、そうした動きに敏感で、常に法律の勉強を欠かさない努力家であることも大切です。
司法書士の将来展望は?
身近な法律の専門家として、その役割に期待が寄せられている
2024年には相続登記が義務化され、不動産の権利関係を整理する司法書士の役割が一層重要になりました。
高齢化社会の進展に伴い、成年後見制度や遺言書作成の支援など、生活に根ざした法律サービスへのニーズも高まっています。
こうした社会の変化を背景に、司法書士は身近な法律の専門家として、ますます重要な役割を担っていくでしょう。
司法書士にはこうすればなれる!
合格率の低い国家試験をパスするため、あきらめず勉強を続ける努力が必要
司法書士になるには、国家試験である司法書士試験に合格しなければなりません。
この試験には受験資格の制限がなく、年齢・学歴・職業・国籍を問わず、誰でも受験できます。
試験では高度な専門知識が必要で、合格率は5%前後と、大変な難関です。
大学に通いながら法律の専門学校に通ったり、大学を卒業してから、司法書士事務所のアシスタントをしながら合格を目指す人もいます。
試験合格後は新人研修を受講し、日本司法書士会連合会および所属する司法書士会への登録を経て、初めて司法書士として業務を開始できるようになります。
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