公立・私立とも、多くの高校で英語検定などの資格は加点の対象になります

まずは偏差値や内申点をしっかりと獲得することが大切!

埼玉県の場合、公立高校入試では、内申書の「その他の項目」も得点化され、その基準としてさまざまな検定資格が用いられます。(ただし、令和9年度入試からは調査書の記載項目変更が検討されており、学習の評定のみが記載される可能性があります。)

また一部の高校を除いて多くの私立高校では個別相談の機会があり、相談にあたってはコースごとに会場模試の偏差値や内申点の基準があります。高校・コースによってその基準は異なりますが、英語検定を取得していると偏差値等への加点措置(例:英語検定3級で1ポイント加点)が行われることがあります。

ただし、あくまでも加点措置であって、ごく一部の例外を除いてこれだけで合格できるものではありません。また、検定・資格の他、生徒会活動や部活動における役職・活動実績などが対象になる場合もありますが、基準の中心は模試の偏差値と内申点ですから、まずは2学期中にしっかりと偏差値や内申点を獲得することが大切です。

詳細について判断に迷うケース(例:学校説明会では説明されなかったが、漢字検定は加点されないのかなど)もあるかもしれませんが、これらを決めるのはすべて高校なので、高校に確認するのが確実です。

私立高校では出欠状況や評定に条件があることも!

加点条件の他に前提となる条件を設定している私立高校もたくさんあります。例えば「3年間の欠席日数が15日以内であること」、「9教科の評定に1がないこと」などです。多くの場合は、学校の説明会などで先生からご説明があるので、確認しておくようにしましょう。

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偏差値・中学校の成績について
【偏差値】
ここでの「偏差値」は、<合格可能性判定模試>の「進研ゼミ偏差値」のことです。
他の模試の偏差値と、単純に比較することはできません。
【中学校の成績】
ここでの「中学校の成績」は、相談時点での中学校の通知表9教科×5段階評価、合計45点満点の数値です。
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