個別相談で基準をクリアしたうえで受験すれば、合格できることがほとんどです

スライド合格を導入している高校もあり!

個別相談がなく、入試当日の学力試験を重視して合否を決める「オープン入試」と違い、個別相談を利用した入試で、その高校が設定した基準をクリアしていれば、ほとんどの高校で受験者はほぼ合格となっています。

もちろん、学力試験の得点があまりにも低い場合には、不合格になるケースがあります。学校説明会でも説明がありますし、高校のWebサイトや学校案内に掲載されている前年度の「受験者数」と「合格者数」などから読み取ることが可能です。

また、複数のコースを設置している高校では「スライド合格」という制度がある場合もあります。学力試験の得点が低かった場合には下位のコースでの合格となったり、逆に高かった場合には上位のコースで合格となるケースもあります。希望以上のコースで合格できるように、少しでも高い得点をめざしましょう。

過去問演習はしっかりと取り組む!

入試問題は、その高校に入学するにあたって「ここまでは解ける実力があることを試験で示してほしい」と、高校の希望が示されているものです。中にはかなりの難問で、解けなくてもよい問題もあるかもしれませんが、公立高校入試に向けた演習量確保のためにも、過去3か年分くらいには取り組むようにしましょう。

過去問演習の目的は、実力を高めるチャンスでもあると考えてください。ただし、公立高校入試の過去問演習や苦手分野の対策が遅れている場合には、そちらを優先するように、学習の優先順位は考慮しましょう。

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偏差値・中学校の成績について
【偏差値】
ここでの「偏差値」は、<合格可能性判定模試>の「進研ゼミ偏差値」のことです。
他の模試の偏差値と、単純に比較することはできません。
【中学校の成績】
ここでの「中学校の成績」は、相談時点での中学校の通知表9教科×5段階評価、合計45点満点の数値です。
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