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【大阪府】平成31年度:公立高校入試分析(2)―学力検査の傾向と志望校合格に向けての受験対策―

平成31年度大阪府公立高校入試における各教科の出題内容と、これから志望校合格に向けてどんな対策をすればいいのかをお伝えします。

【大阪府】平成31年度:公立高校入試分析(2)―学力検査の傾向と志望校合格に向けての受験対策―

国語・数学・英語の問題は難度別に3種類ある!

入試本番では原則として全ての受験生が5教科(国語・社会・数学・理科・英語)の学力検査を受けます。そのうち国語・数学・英語の問題は難度別に3種類あり、事前に各高校が選択します。最も難度が高い「発展的問題(C)」を課す高校を志望する場合、とくに計画的な対策が必要です。

平成31年度大阪府公立高校入試一般選抜 配点検査時間と学力検査問題の選択状況

平成31年度 発展的問題(C)の傾向

国・数・英とも発展的問題(C)実施校(平成31 年度入試)
茨木、北野、豊中、大手前、四條畷、生野、高津、天王寺、岸和田、三国丘、春日丘、三島、富田林、八尾、泉陽、千里

英語

問題文も英語で出題され、長文読解が大問8問中6問を占めた。筆答問題の小問数は前年度と同じ26 問で、長文を速く正確に読む力が問われた。英作文では「2種類のタイプの人のうち、どちらの人になりたいか」について自分の意見や理由などを書かせる問題が出た。リスニングのPartC は「読む」「聞く」「書く」の融合問題。

数学

大問1の小問集合では前年度同様、関数も出題。大問2は円に内接した三角形の性質を使って2つの線分の長さが同じであることを証明する問題など。大問3は5つの平面で囲まれた立体の体積などを求める問題。難度が高い図形分野で得点できるかがカギ。

国語

説明的文章2題、古典、漢字の書き取り、作文という構成は昨年同様。資料をもとに自分の考えを論じさせる問題では「遊び」をテーマとした複数の資料から考えたことを論拠として、「遊び」とはどのようなものかについて、300字以内で論じる問題が出題された。古典では前年度は漢文だったが、今回は古文が出題された。

英語の入試改革の動向に注意

大阪府では、英語教育において「読む・聞く・書く・話す」 の4技能をバランスよく学習するための改革が行われています。入試の学力検査の発展的問題(C)の英語の問題においても、「聞く・書く」問題の配点が全体の約4割を占め、より幅広い力を問う問題になっています。
また、英語の学力検査において、外部検定のスコア(成績)などを得点に読み替える制度も導入されています。全国的に、スピーキングテストを公立高校入試に導入する動きもあるため、今後、大阪府でもスピーキングテスト導入の検討が進んでいく可能性があります。

基礎学力の確立と1点でも多く内申点の獲得を

大阪府の公立高校の一般選抜では、合格者のほとんどが、学力検査と内申点の総合点の高い順に決まります。入試では1点の差が合否を分けることもあるため、学力検査本番で少しでも多く得点できる学力をつけることが大切です。また、1点でも多く内申点を獲得すれば合格の可能性がより高まります。とくにチャレンジテストが実施されない実技教科は、中学校の成績がそのまま内申点になりますので、しっかり取り組むようにしましょう。

各高校で実施する高校見学やイベントで情報収集を

大阪府ではここ数年で入試制度変更や学科の改編などが行われ、高校も変化してきています。高校のWebサイトの情報だけでなく、大阪府内で開催される入試関連イベントに参加して情報収集し、納得のいく志望校選択に役立てましょう。

2019年度大阪府の高校入試関連イベント

この記事を書いた人

監修:浅野 剛

監修:浅野 剛

進研ゼミ 高校受験総合情報センター センター長

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