大阪府の高校入試情報
入試日程 入試制度 内申書 学区 出題傾向分析と対策

大阪府 入試データ

大阪府 公立高校入試日程 (2024年度/令和6年度)

特別入学者選抜

出願受付日 2024年2月14日(水)〜2月15日(木)
検査日 2024年2月20日(火)・2月21日(水)
合格発表日 2024年2月29日(木)
備考 ※2/20は学力検査、2/21は実技検査
・音楽科
出願:2/6、2/7
検査:視唱・専攻実技を2/17、学力検査と聴音を2/20に実施

一般入学者選抜

出願受付日 2024年3月4日(月)〜3月6日(水)
検査日 2024年3月11日(月)
合格発表日 2024年3月19日(火)

大阪府 公立高校 調査書(内申書) (2024年度/令和6年度)

中一~中三の9教科の成績が5段階で記載されます。調査書(内申書)の評定を内申点に換算する際は、中三の成績を重視し、中一:中二:中三の比率は1:1:3。また、9教科の成績はすべて同等に扱います。

大阪府 「一般選抜」の調査書の評定(内申点)内訳(450点満点)
中一中二中三
割合113
配点例9教科×5段階評定×2倍
=90点満点
9教科×5段階評定×2倍
=90点満点
9教科×5段階評定×6倍
=270点満点
大阪府 「特別選抜」の調査書の評定(内申点)内訳(225点満点)
中一中二中三
割合113
配点例9教科×5段階評定
=45点満点
9教科×5段階評定
=45点満点
9教科×5段階評定×3倍
=135点満点

大阪府 公立高校入試 特別選抜 (2024年度/令和6年度)

特別選抜は一般選抜より早く2月中旬から下旬にグローバル探究科、美術科、体育に関する学科など一部の専門学科と総合学科(エンパワメントスクール)で定員のすべてを募集します。全員が学力検査と、学科により実技検査または面接を実施します。
実技検査を実施する学科の選抜資料は、おもに学力検査の成績(225点満点)、調査書の評定(内申点)(225点満点)、実技検査の成績です。学力検査点:調査書の評定(内申点)の比率は、7:3、6:4、5:5、4:6、3:7などから各高校が定めた倍率のタイプを用いて算出し、学力検査の成績と調査書の評定(内申点)の合計に実技検査の成績を加えた総合点の高い順に合格者を決定します。自己申告書と調査書(内申書)の「活動/行動の記録」は合格ライン近くのボーダーゾーンの合否判定に用います。
面接を実施する学科の選抜資料は、学力検査の成績(225点満点)、調査書の評定(内申点)(225点満点)、面接の評価、自己申告書、調査書(内申書)の「活動/行動の記録」です。学力検査が一定基準に達した人の中から募集人員の50%を上限に、面接、自己申告書、調査書(内申書)の「活動/行動の記録」をもとに合否が決まり、残りは学力検査の成績と調査書の評定(内申点)の総合点で合否が決まります。
国語・数学・英語の学力検査問題は、難度別に「基礎的問題」「標準的問題」の2種類が作成され、どの問題を実施するかは各高校が選択します。

大阪府 公立高校入試 一般選抜 (2024年度/令和6年度)

一般選抜は3月上旬に普通科や文理学科をはじめ、多くの学科で定員のすべてを募集します。出願は1校1学科ですが、募集人員を複数の学科ごとに設定している高校では、それぞれ第1志望、第2志望とすることができます。
一般選抜では、すべての受検生が5教科(国語・社会・数学・理科・英語)の学力検査を受けます。選抜資料は、おもに学力検査の成績(450点満点)と調査書の評定(内申点)(450点満点)が基本となります。学力検査点:調査書の評定(内申点)の比率を、7:3、6:4、5:5、4:6、3:7などから各高校が定めた倍率のタイプを用いて総合点を算出し、募集定員の90%は総合点の高い順に合格者を決定します。全員が提出する自己申告書と調査書(内申書)の「活動/行動の記録」は合格ライン近くのボーダーゾーンの合否判定に用います。
国語・数学・英語の学力検査問題は、難度別に「基礎的問題」「標準的問題」「発展的問題」の3種類が作成され、どの問題を実施するかは各高校が選択します。

大阪府 公立高校入試 英語資格(外部検定) (2024年度/令和6年度)

一般選抜および特別選抜の英語の学力検査において、外部機関による英語力判定テストのスコア(成績)等を活用する制度が導入されています。活用するにあたり、スコア等に応じた読み替え率を定め、読み替え率により換算した点数と英語の学力検査の点数を比較し、高いほうの点数を学力検査の成績とします。英語資格(外部検定)を活用する場合は、出願時に証明書の写しを提出します。
英語資格(外部検定)の活用は、「基礎的問題」「標準的問題」「発展的問題」のすべての検査問題が対象となります。

※TOEFL iBT® テストとは、大学レベルの英語を使用および理解する能力を測定するもの。
※IELTS™とは、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリスなどの英語圏への留学、就労などを希望する人の英語力を測定する英語試験。

英語資格(外部検定) スコア(成績)の読み替え率
資格
TOEFL iBT® 60~120点50~59点40~49点
IELTS™6.0~9.05.55.0
実用英語技能検定準1級・1級対応なし2級
読み替え率100%90%80%

大阪府 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2023年度/令和5年度)

英語
傾向1
長文読解が大問3問中2問※も出る!
対策
例年、内容をしっかり把握しないと解けない難しめの長文読解が出ています。A問題では約410語、B問題では約580語などと語数が多く、問題数も多いですから、速く正確に長文を読み解く力が必要です。
傾向2
3語~20語程度で書く英作文が出る!
対策
2023年度は、A問題で対話が成り立つように英文を書く英作文、B問題で与えられたテーマについて書く問題などが出ました。習った文法・表現を使って書けるようにしておくことが大事です。

※大問3問中2問とは、B問題の場合です。

数学
傾向1
数と式、図形、データの活用などから基本的な問題が「小問集合」 として出る!
対策
「小問集合」では、複数の分野の基本的な問題が出題されています。問題演習を通して、教科書レベルの問題は確実に得点できるよう、繰り返し練習していきましょう。
傾向2
図形分野では、「図形の証明問題」が出る!
対策
「図形の証明問題」は、例年出ている重要問題です。問題文からわかることを図にかいて見通しを立てるという流れを練習しましょう。証明問題を解くときや書くときのポイントを押さえながら、本番で得点できる力をつけていきましょう。
国語
傾向1
記述式の問題が約7割出る!
対策
文章中の言葉を使って正確に書く必要のある記述式の問題は、減点されないまとめ方のテクニックを身につけましょう。
傾向2
A問題では180字程度、B問題では260字程度で書く作文が出る!
対策
長い字数を書く必要のある作文は、与えられた素材からどう自分の意見に結び付けるかがポイントです。点を取りきるためのテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
「化学変化と物質の質量」 が出やすい!
対策
特に、「化学反応の前後での質量の変化を調べる実験」の問題が出やすいです。反応する物質の質量の比や酸化・還元によってできる物質の特徴、化学反応式を合わせておさえましょう。
傾向2
「血液循環・排出」が出やすい!
対策
特に、「全身の血液循環経路図」を用いた問題や「器官のつくりとはたらき」を問う問題が出やすいです。血液の成分とはたらき、血液中の気体や養分、尿素の量の違いをおさえましょう。
社会
傾向1
差がつきやすい、資料を読みとり文章で記述する問題が出る!
対策
資料の読みとりや記述する問題をたくさん解いて慣れることが大切です。答え合わせをして解き方を理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。
傾向2
分野が融合した大問が出る!
対策
分野があわさっているので一見難しそうですが、実は基礎的な知識で十分解くことができます。ニガテな分野が残っていたら、大阪府で出やすいテーマを優先的に復習していきましょう。

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