愛知県の高校入試情報
入試日程 入試制度 内申書 学区 出題傾向分析と対策

愛知県 入試データ

愛知県 公立高校入試日程 (2024年度/令和6年度)

推薦選抜

出願受付日 2024年1月25日(木)〜2月1日(木)
検査日 2024年2月6日(火)※
合格発表日 2024年2月8日(木)
備考 ※面接と特別検査を2/6に実施。音楽科のみ2/7も特別検査を実施。特別検査は実施する学科のみ。

特色選抜

出願受付日 2024年1月25日(木)〜2月1日(木)
検査日 2024年2月6日(火)※
合格発表日 2024年2月8日(木)
備考 ※入学検査と面接を2/6に実施。2/7も実施される場合がある。

一般選抜

出願受付日 2024年2月6日(火)〜2月14日(水)
志願変更日 2024年2月15日(木)
検査日 2024年2月22日(木)・2月26日(月)・2月27日(火)※
合格発表日 2024年3月8日(金)
備考 ※学力検査は2/22に実施。面接と特別検査は、Aグループが2/26、Bグループは2/27に実施。
※面接と特別検査の実施の有無は高校・学科によって異なる。

愛知県 公立高校 調査書情報(内申書) (2024年度/令和6年度)

調査書情報(内申書)に登録される中三の評定合計(内申点)のうち、一般選抜では、9教科の5段階評定で登録された評定合計を2倍したもの(90点満点)が「学習の記録」の評定合計(内申点)となります。また、美術科では美術、音楽科では音楽、国際英語科・国際教養科・国際探究科では英語、スポーツ科学科では保健体育の評定を1.5倍する傾斜配点を行います。推薦選抜では、推薦情報に中二の成績が登録され、合否判定において中二の成績も資料になります。

愛知県 一般選抜の「学習の記録」の評定合計(内申点)
中一中二中三
9教科×5段階評定
×2倍
=90点満点

愛知県 公立高校 学区・群・グループ分け (2024年度/令和6年度)

一般選抜では、普通科は尾張学区と三河学区の2つの通学区域(学区内)があり、居住する学区内の高校に進学できます。尾張学区は尾張第1群と尾張第2群に分かれており、尾張学区では受検したい高校がある群を選んで出願します(1・2群共通校もあります)。また、県内(全日制)の公立高校は、AグループとBグループに分かれており、学区・群・グループ分けなどの規則をふまえ、2校2学科まで受検することができます。2校出願する場合は、同じ群内のA・B各グループから1校ずつを選び、一方を第一志望、もう一方を第二志望とします(第一志望の1校1学科だけに出願することも可能)。普通科2校への出願は、同じ群の別グループの普通科の組み合わせに限られます。普通科と、専門学科や総合学科を組み合わせて出願することもできます。なお、専門学科、総合学科は学区がなく県内のどの高校でも受検できます。

※2024年度(令和6年度)入試でも各高校の群・グループ分けはこれまでどおりです。普通科の学区についても変更はありません。

普通科の群・グループ分け
尾張第1群
AグループBグループ
旭丘、惟信、昭和、熱田、豊明、日進西、犬山南、江南、小牧、一宮南、半田東、緑、名東

[1・2群共通校]
松蔭、一宮北、津島、稲沢緑風館、常滑、内海
名古屋西、中村、鳴海、天白、日進、東郷、尾北、丹羽、一宮西、半田、菊里、富田

[1・2群共通校]
春日井東、犬山、小牧南、木曽川、美和、大府東、阿久比、東浦、武豊
尾張第2群
AグループBグループ
明和、名古屋南、瀬戸西、春日井、春日井西、高蔵寺、長久手、新川、一宮、津島北、稲沢東、東海南、大府、向陽、山田

[1・2群共通校]
松蔭、一宮北、津島、稲沢緑風館、常滑、内海
千種、守山、瑞陵、瀬戸、春日井南、旭野、西春、一宮興道、津島東、五条、横須賀、桜台、北

[1・2群共通校]
春日井東、犬山、小牧南、木曽川、美和、大府東、阿久比、東浦、武豊
三河群
AグループBグループ
衣台、豊田北、豊田南、加茂丘、足助、岡崎、岡崎西、岩津、刈谷、安城、西尾東、一色、高浜、豊丘、豊橋南、福江、国府、御津あおば豊田西、豊田、豊野、松平、三好、岡崎北、幸田、碧南、刈谷北、安城東、安城南、西尾、吉良、知立東、時習館、豊橋東、成章、小坂井、蒲郡東、田口
愛知県の学区
普通科
尾張学区
名古屋市・一宮市・瀬戸市・半田市・春日井市・津島市・犬山市・常滑市・江南市・小牧市・稲沢市・東海市・大府市・知多市・尾張旭市・岩倉市・豊明市・日進市・愛西市・清須市・北名古屋市・弥富市・あま市・長久手市・愛知郡・西春日井郡・丹羽郡・海部郡・知多郡
三河学区
豊橋市・岡崎市・豊川市・碧南市・刈谷市・豊田市・安城市・西尾市・蒲郡市・新城市・知立市・高浜市・田原市・みよし市・額田郡・北設楽郡
専門学科・総合学科
全県1学区

※尾張学区では、学区内の尾張第1・2群のいずれの高校とも組み合わせることのできる共通校があります。
※2校の組み合わせは、同一群内で別グループの普通科、または別グループの専門学科・総合学科に限ります。

愛知県 公立高校入試 推薦選抜 (2024年度/令和6年度)

推薦選抜は、すべての高校・学科で2月上旬に実施され、学力検査は行われません。推薦選抜の募集定員枠は、普通科が募集人員の10~15%程度、専門学科・総合学科が30~45%程度です。特色選抜と同じ日程で実施するため、特色選抜との併願はできません。選考は、中学校長がWebシステムで登録手続きする「推薦情報」と調査書情報(内申書)、その他出願時に登録された情報、面接、特別検査(実施する学科のみ)の結果などを資料とし、各高校・学科が示す選抜基準に基づき総合的に行います。推薦情報には中二の成績も登録され、調査書情報(内申書)の中三の成績に加えて選抜資料とします。推薦選抜で合格とならなかった場合は一般選抜に出願できます。

※特別検査は音楽科、美術科、スポーツ科学科、デザイン科(名古屋市立工芸高校のみ)で実施。国際英語科、国際教養科でも実施する場合がある。

愛知県 公立高校入試 特色選抜 (2024年度/令和6年度)

特色選抜は、高校や学科の特色を生かした選抜として2023年度(令和5年度)入試から導入されました。推薦選抜と同じ日程で実施のため、推薦選抜との併願はできません。募集定員枠は、募集人員の20%程度までで、推薦選抜の定員枠とは別に定められます。専門学科や総合学科、コースの設置や特色ある教育課程を有する普通科、地域に根差し地域貢献を特色とする高校など、一部の高校・学科で実施。選抜方法は、全員に行われる面接のほかに、作文、基礎学力検査(国・数・英の基礎的な内容)、プレゼンテーション、特別検査(実技試験)のいずれか1つを実施します。志願者本人による「志願理由」の登録も必要です。特色選抜で合格とならなかった場合は一般選抜に出願できます。

愛知県 公立高校入試 一般選抜 (2024年度/令和6年度)

一般選抜は、2校に出願できますが、学力検査は1回で、第一志望校で受検します。2校に出願した場合は学力検査(国・数・英・社・理)の結果を第一志望校と第二志望校の両方で合否判定に用いて校内順位を決定します。全校で同一の採点基準とするため、解答用紙がマークシート形式です。選考は、「学習の記録」の評定合計(内申点・90点満点)と学力検査合計得点(5教科各22点満点・合計110点満点)(ただし、傾斜配点実施の場合を除く)、面接(実施校のみ)、特別検査(実施校のみ)などの資料により総合的に校内順位・合格者を決定します。校内順位の決定における評定得点(内申点)と学力検査合計得点の扱いについては、5通りの決定方式から高校・学科ごとに選択します。2校受検者が第一志望校・第二志望校のどちらも一般選抜の募集人員内にあるときは、第一志望校の合格候補者とし、第二志望校の合格候補者からは外れます。第二志望校ではその人数分を受検者の中から繰り上げ、合格候補者を決定します。

※特別検査は音楽科、美術科、スポーツ科学科、デザイン科(名古屋市立工芸高校のみ)で実施。国際英語科、国際教養科でも実施する場合がある。

愛知県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2023年度/令和5年度)

英語
傾向1
長文読解が大問5問中4問も出る!
対策
マークシート式になって、リスニング以外はすべて長文読解が出題されました。4つの長文で合わせて約700語以上を読む必要があり、スピードを意識した練習をしておきましょう。愛知県の長文読解はすべて選択式ですから、解き方をおさえることが重要です。
傾向2
リスニングが全体の約2割※出る!
対策
愛知県のリスニング問題は、選択問題ばかりですから、出題形式に慣れておき確実に得点しましょう。

※全体の約2割とは、小問数の割合です。

数学
傾向1
基本~標準問題が約8割分※出る!
対策
愛知県の「小問集合」では、計算問題などの基本問題が出題されていて、2023年度は4択の選択解答形式でした。問題演習を通して、数と式・関数・図形・データの活用の全分野の基本問題を、確実に得点できるようにしていきましょう。
傾向2
難度の高い「図形の問題」 が出る!
対策
愛知県の「図形の問題」は、難度が高く、図形分野の知識が幅広く問われる問題が出題されています。図形の問題では、条件などを図にかき込み、定理を使うために何をいえばよいかを見つける練習をしていきましょう。

※約8割分とは、配点に占める割合です。

国語
傾向1
約3000字の説明的文章が出る!
対策
10分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「主張・要旨をとらえる問題」で長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
マークシート形式となり,選択式問題の攻略がカギとなる!
対策
選択肢のちょっとした違いまで見つけ出す必要のある選択式の問題は、選択肢を正確に読み取るテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
「状態変化・気体」 が出やすい!
対策
特に、「水とエタノールの混合物を加熱する実験」や「気体の性質」の問題が出やすいです。実験図と一緒に操作の理由や蒸留のしくみ、主な気体の性質をしっかりと覚えておきましょう。
傾向2
「前線と天気の変化」 が出やすい!
対策
特に、「前線が通過した時刻」を求める問題や「天気図の基礎」に関する問題が出やすいです。寒冷前線と温暖前線のつくりや、高気圧と低気圧、天気図記号を合わせておさえましょう。
社会
傾向1
地図や統計資料など、複数の資料を読みとる問題が出る!
対策
愛知県は地図と統計資料など、複数の資料を読みとる問題が多いのが特徴です。多くの資料を読みとるためには、スピードが求められます。読みとりのコツを身につけて、速く解く練習をしていきましょう。
傾向2
5択以上から記号を選び、基本的な知識事項を答える問題が出る!
対策
最大9択の選択肢から空欄にあてはまる語句等を選ぶ問題が見られました。とにかく基本的な知識事項をコツコツと復習することが重要です。愛知県で出やすいテーマに取り組み、復習を進めていけば効率的です。

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