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【愛知県】2020年度公立高校入試の最新予測! 高倍率校や組み合わせに注意が必要な高校は?

公立志向が強いと言われる愛知県ですが、近年、その傾向に変化が見られます。愛知県高校入試の志望動向について、毎年12月、中学3年生を対象に実施される進路希望状況調査の結果に基づいてお伝えします。

【愛知県】2020年度公立高校入試の最新予測! 高倍率校や組み合わせに注意が必要な高校は?

4年連続で、公立高校進学希望者が減少

2019年12月の進路希望状況調査によると、愛知県内の公立高校(全日制)への進学希望者は、46,668人。前年度よりも1,255人減少し、平成28年度から4年連続の減少となりました。

愛知県内公立高校進学希望者数の推移

中学校等卒業見込者が520人減少の中、公立高校(全日制)進学希望者は1,255人減少。人口減少の影響以上に、公立高校への進学希望者が減っているのです。

「公立高校入試が楽になっている」わけではない

公立高校への進学希望者が減っているからといって、公立高校に合格しやすくなっているわけではありません。12月時点での希望者数を元に、令和2年度(2020年度)入試で、高倍率が予測される高校を見てみましょう。

松蔭・名古屋南など、3倍を超える高倍率校は合格ボーダーラインが上がる可能性あり

倍率が3倍を超える高校
高校名第1希望者数第2希望者数進学希望者数計A募集人員B倍率A/B
松蔭49063011203603.11
名古屋南29775210493203.28
安城2705297992403.33
豊丘2365157512003.76
瑞陵48970511943203.73
天白44768511323603.14
小坂井2785348122403.38

倍率が3倍を超える高校は、第2希望者数の人数を参考に見ることをおすすめします。第2希望者が多い場合、他の高校に不合格となった人たちが多く選抜に加わることになるので、合格のボーダーラインが上がる可能性があります。

例えば、松蔭高校は、尾張1・2群共通校となってから希望者数が多い高校です。松蔭高校に合格したいという強い希望がある場合は、当日の学力検査点で1点でも多く得点ができるよう、過去問を解き直すなどしてしっかりと対策を続けていきましょう。

「向陽-瑞陵」と「昭和-天白」は、組み合わせに注意

2校受検する場合、注意が必要な組み合わせがあります。

「向陽-瑞陵」の組み合わせ(尾張第2群)
高校名
(グループ)
第1希望者数第2希望者数進学希望者数計A募集人員B倍率A/B
向陽(A)7441158593202.68
瑞陵(B)48970511943203.73

令和2年度入試で特に注意が必要なのは、「向陽-瑞陵」の組み合わせです。向陽高校は第1希望者数が多い上に、第2志望としてよく組み合わせられる瑞陵高校の希望者数が合計1,200名近くまで集中している状態です。全員がこのまま出願するわけではありませんが、例年多くの生徒が出願しています。難易度が近い2校であるため、瑞陵高校の合格ボーダーラインは、例年よりも上がると予測されます。

「昭和-天白」の組み合わせ(尾張第1群)
高校名
(グループ)
第1希望者数第2希望者数進学希望者数計A募集人員B倍率A/B
昭和(A)5051796843601.90
天白(B)44768511323603.14

また、「昭和-天白」は例年多い組み合わせですが、今年も注意が必要です。地域柄、菊里高校の第2志望校として名東高校や昭和高校を選ぶ生徒が多いです。さらに、名東高校や昭和高校を第1志望とする生徒の多くは、第2志望に天白高校や名古屋西高校を選んでいます。そのため、「昭和-天白」と「名東-天白」の組み合わせは、例年希望者が集中します。

このように、「向陽-瑞陵」や「昭和-天白」の組み合わせは、志願者が集中し、当日の学力検査の点数次第では2校とも不合格になる可能性も充分にあります。Aグループ・Bグループどちらの学力検査も、高得点をめざしましょう。

三河群は、募集人員減の高校に注意

三河群には、令和2年度入試で募集人員が減った高校が多くあります。募集人員は三河地域の中学3年生の人数減少から調整されていますが、減らすときは高校ごとに学級単位(40人)で減ることになりますので、減った高校は注意が必要です。

三河群で募集人員の減った普通科高校
・Aグループ・・・豊田北、豊田南、豊丘
・Bグループ・・・刈谷北、成章、小坂井

このような高校を第1志望とする場合は、得点力を上げておきましょう。

合格は、内申点と当日の学力検査の点数で決まる

愛知県では、公立高校入試の出願が2月18日から始まります。特に倍率の高い2校を志望している場合は、組み合わせをよく考えて出願しましょう。

ただし、倍率はあくまで混雑度合であり、合格しやすさ(しにくさ)を示すものではありません。どの高校をめざす場合も、一般選抜の合否は、内申点と当日の学力検査の点数で決まります。

今から内申点を上げることはできません。3月上旬の入試本番に向けて、学力検査で得点できる力をつけておくことが大切です。

この記事を書いた人

愛知県入試分析担当

愛知県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

愛知県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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