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【愛知県】平成30年度公立高校入試の結果はこうだった!

平成30年度愛知県の公立高校入試は、制度変更後2回目の入試となりました。高校・学科ごとの倍率や志願者の動向について、どのような傾向が見られたのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。

【愛知県】平成30年度公立高校入試の結果はこうだった!

愛知県の志願者数・倍率の見方

愛知県の公立高校入試では、第一志望校と第二志望校の2校に出願することが可能です。最終倍率は、募集人員に対する志願者総数で算出されているので、第1志望者数・第2志望者数など志願者数の内訳なども踏まえ、参考数値として確認しましょう。

また、平成29年度入試からは推薦選抜と一般選抜が同日に行われるようになりました。最終倍率の発表のされ方が変わっているので、第1志望者数には、推薦選抜等志願者数も含まれることに注意しましょう。

尾張学区では、共通校の高倍率傾向が続く

尾張学区では、例年どおり第1群・第2群の共通校に志願者が集まる傾向が見られました。Aグループの松蔭、津島、Bグループの犬山、木曽川、阿久比などです。松蔭は、新しく共通校に指定された平成29年度に志願者が急増しましたが、この春の入試では、さらに第2志望者数も増えていることがわかります。また、例年志願者の多い津島も、第1志望者が増えました。合格者決定の際には、第1志望者、第2志望者あわせて同じ条件で選抜が行われます。志願者の内訳にも注目して志望校の組みあわせを考えましょう。

なお、例年志願者の多い天白は、前年度と比べ倍率が下がったとはいえ、今年度も上位3校に入る高倍率校でした。

三河学区は、大きな傾向の変化なし

三河学区では、小坂井をのぞき、前年度から大きな傾向の変化は見られませんでした。
小坂井は、平成30年度に募集人員が40名減ったため、前年度よりも倍率が上がりました。募集人員の増減は、倍率を左右します。募集人員が減ると倍率が上がり、増えると下がる傾向にあります。募集人員の変化による変動にも着目しましょう。

旭丘の第1志望者が増加、一宮・明和が減少

平成30年度入試において、大きく倍率が変化した高校がいくつかあります。尾張学区においては、第1群の旭丘の第1志望者が90名、第2群の瑞陵の第1志望者が115名増加しました。変化の要因は一体何でしょうか。

まず、旭丘の第1志望者増加の影響を直接受けたのは、Bグループの菊里です。旭丘の志願者の多くが第二志望校として出願する菊里では、第2志望者数が増加していることがわかります。このように、2校受検する場合は同一群内のAグループ・Bグループから各1校に出願するため、Aグループのある高校の第1志望者数が増えると、よく組み合わされる相手校、この場合は同一群内のBグループの第2志望者数が増える傾向にあります。

また、尾張第2群の一宮・明和は第1志望者数が減少しています。旭丘を志願するために、志願者が尾張第1群を選んだと分析しています。尾張学区の場合、志望校にあわせて第1群・第2群いずれかを選択するため、このように群を超えて影響が及ぶ場合もあります。

続いて、尾張第2群を見てみましょう。一宮や明和を第一志望校とする場合、第二志望校として選ばれることの多い瑞陵や千種では、瑞陵が増え、千種が減る、という志願者の組み合わせの傾向が見られました。ただ、瑞陵や千種の組み合わせ先として選ばれることの多い名古屋南は、他にも旭野や桜台の組み合わせ先でもあるため、例年通りの志願者数でした。このように、志願者の多くが決まった組み合わせをする高校においては、組み合わせ先の高校の志願者数に大きく影響が及ぶ場合があります。

入試結果をふまえた対策は?

高倍率校をめざす場合も、基本的な対策は変わらない

平成30年度入試における倍率や志願者の動向を見てきましたが、志願者の多い高校を志望する場合も、必要な対策は変わりません。第一志望校でも第二志望校でも合格圏内に入るためには、内申点をしっかり取り、当日の学力検査で得点できる学力を身につけておくことが大切です。8月号でお届けする<志望校決定ガイド>(※1)では、公立高校に合格した先輩の各学年の成績や、一般選抜における本番点の一例を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

※1 中学1年生・2年生の方には、<知っておきたい高校情報>をお届け。

組み合わせも考えて、早めに志望校の情報収集を

公立高校の2校受検を希望する場合は、第一志望校はもちろん、第二志望校も納得のいく高校を探しておくことが大事です。

愛知県の公立高校では、文部科学省によるSSH(スーパーサイエンスハイスクール)・SGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定や、各高校・学科でのさまざまな取り組みが行われています。気になる高校が実際にどのような取り組みを行っているのか、高校のWebサイトや、進研ゼミの会員サイトで調べてみましょう。中学3年生は、毎年6月頃に学校説明会の日程が中学校を通して発表されます。高校の校風や先生・生徒の様子を肌で感じることができるので、ぜひ実際に高校に足を運んでみましょう。

また、私立高校については、「愛知の私立学校展(小・中・高)」が平成30年度は10月13日(土)・14日(日)に愛知県体育館で実施されることが、愛知県私学協会より発表されています。私立の併願校を検討している方は、こちらも参加してみるとよいでしょう。

「高校受験ニュース」では、愛知県の入試情報を更新しています。これらを上手に活用して情報収集し、志望校決定に活用していきましょう。

(執筆:「進研ゼミ」高校受験総合情報センター)

進研ゼミ 高校受験総合情報センター

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