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【神奈川県】2021年度公立高校入試で出題範囲削減 影響と対策は?

神奈川県教育委員会は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、各中学校等において、長期間にわたり、臨時休業が実施されたことを受け、2021年度(令和3年度)入試の学力検査において、学習内容の一部を出題範囲から除くことが発表しました。

【神奈川県】2021年度公立高校入試で出題範囲削減 影響と対策は?

【配慮内容】中3で学習する内容の一部が出題範囲から除外に

神奈川県教育委員会は、社会、数学、理科については、学習指導要領に示された全ての学習内容を中学校第3学年の1月末までに学ぶことは難しいと判断し、学力検査の出題範囲から一部の内容を除くと発表しました。国語と外国語(英語)は、漢字及び英単語については学習する順序が各中学校で使用する教科書により異なるため、公平性を担保する観点から、漢字や英単語を問う問題(読み・書き・意味)において、中学校第3学年で新たに学習する漢字及び英単語は出題範囲から除くと発表しています。

神奈川県 学力検査において出題範囲から除く内容
教科 除外される内容
社会 公民的分野で学習する内容のうち、「私たちと国際社会の諸課題」
数学 中学校第3学年で学習する内容のうち、「資料の活用(標本調査)」
理科 第1分野で学習する内容のうち、「科学技術と人間」
第2分野で学習する内容のうち、「自然と人間」
国語 漢字を問う問題において、中学校第3学年で新たに学習する漢字
英語 英単語を問う問題において、中学校第3学年で新たに学習する英単語

【影響】受験生にとっての影響は大きくない

すべての教科で除外される内容がありますが、受験生にとっての影響は大きくはないと考えられます。

数学
数学では、平面図形や空間図形、関数や計算問題など、さまざまな内容から出題されています。削除される内容は一部なので、それほど大きな影響はないと思われます。

社会・理科
社会・理科は中1~中3で学習するさまざまな内容から出題されています。除外されるのは一部の内容なので、それほど大きな影響はないと思われます。

国語・英語
漢字や英単語を読んだり書いたり意味を問われたりする問題において中3で学習するものを扱わないということで、出題方針などに変更はないため、例年から大きな変化はないでしょう。

【対策】過去問に取り組むときの注意点は?

各教科ごとに注意点を解説しています。確認して、過去問に取り組みましょう。

〇数学
除外される標本調査を学習した上ですべての問題に取り組むのが望ましいです。

○社会・理科
除外されることが明らかな内容であれば、取り組みの優先順位を下げても構いません。

○国語・英語
すべての問題に取り組んでください。

入試問題は複数単元にまたがって出題している問題も多く、削除される内容かどうかの判断に迷うこともあると思います。厳密にやりすぎると学習の効率が下がる場合もあり、全問解いてしまったほうが早い場合もあります。
入試の出題範囲から除外されても、学習指導要領で定められている内容は中学校で学習することに変わりはありません。授業で学習した場合は定期テストで出題される可能性もあるので注意が必要です。また、私立高校では例年通り出題される可能性もあります。
出題範囲から除外される内容も、今後の学習のための大切な内容です。高校入学前にしっかりと身につけておく必要があります。

この記事を書いた人

神奈川県入試分析担当

神奈川県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

神奈川県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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