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【神奈川県】平成31年度:公立高校入試分析(2)―学力検査の傾向と夏からやるべき受験対策―

【神奈川県】公立高校入試分析(1)で平成31年度の倍率について振り返ってきましたが、続いて、各教科の出題内容と、今後に向けてどう準備すればいいのかをお伝えします。

【神奈川県】平成31年度:公立高校入試分析(2)―学力検査の傾向と夏からやるべき受験対策―

学力検査5教科の平均点は前年度とほぼ変わらず

5教科合計の合格者平均点は前年度の264.8点とあまり変わらず263.0点で着地。全体的な難易度は前年度と大きな変化はなかったものの、教科別に見ると、平均点が下がった英語・数学・国語、前年度から16点も上がった理科というように、教科によるばらつきの大きな年だったといえます。

平成31年度教科別入試問題分析

英語

長文読解の英文全体で前年度より約430語長くなりやや難化。対話の流れを理解して単語を正しく書く問題の一部と、日常生活の場面にふさわしい内容を考えて英文を作る問題の正答率が15%未満と低かった。

数学

小問数が2問増で全体ではやや難化。条件を読み取り考察することが必要な問題で正答率が低かった。問6は例年どおり空間図形だが計算が煩雑で時間がかかる問題。三平方の定理を利用して立式し解を求める平面図形の問題は正答率が2%台と難問。

国語

中学生になじみのない言葉のせいか、正答率が非常に低かったのが漢字の読み(彫塑)と書き(シンコウ=振興)。問5の指定された語句を用いて資料から読み取った内容を制限字数以内でまとめる問題の正答率も低かった。

理科

出題分野は小問集合+4分野で例年と変わらないが、知識問題が多く、全体平均点が大幅に上昇。オームの法則や直列・並列の知識を活用する問1のウ、地震の計算問題の問4のウが正答率が低かった。

社会

前年度と同様の難問。単純な知識を問う問題は少なく、時代背景や因果関係の理解や、資料と知識を結びつける力が必要な問題が多い。歴史分野では前年に比べ世界史の出題がやや多めだった。

学力向上進学重点校とエントリー校は入試内容の変更点をつかんでおく

2020(令和2)年度入試から、学力向上進学重点校・エントリー校では全校で特色検査(記述型の自己表現検査)が実施されます。特色検査の中でも自己表現検査(記述型)は教科横断型などの難問が多く出題されるので、早めの対策が重要です。

基礎学力と内申点を確保する

神奈川県は全国の中でも内申点の比率が高い県。特色検査の実施の有無や入試制度がどう変わっても、基礎学力と内申点が重要であることは変わりません。中三の成績だけでなく中二の成績も内申点として計算されますし、実技4教科も5教科と同等に評価されます。早い段階から、日々の授業や定期テスト、提出物などにも気を配り内申点を確保しましょう。それが学力定着にもつながります。

専用教材で自己表現検査の傾向と対策を知る!

まずはどんな問題が出題されたのか、自己表現検査の傾向を確認しましょう。
「進研ゼミ」でも専用の教材を中3の8月号と11月号でお届けしています。

この記事を書いた人

監修:浅野 剛

監修:浅野 剛

進研ゼミ 高校受験総合情報センター センター長

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