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【神奈川県】平成30年度公立高校入試 高倍率の背景

平成30年度、神奈川県公立高校入試の全日制実質倍率は1.19倍。昨年度1.20倍とほぼ変わらない結果となりましたが、高校別で見ると上位3校は昨年度よりも倍率が上がっています。倍率上昇の要因とは何だったのでしょうか? 高校別に詳しく見ていきましょう。

【神奈川県】平成30年度公立高校入試 高倍率の背景

学力向上進学重点校(エントリー校含む)の高倍率傾向続く

下表は平成30年度神奈川県公立高校入試で倍率が高かった高校です。

横浜翠嵐、多摩、横浜緑ケ丘、川和の4校は昨年度も高倍率10位以内に入っており、いずれも学力向上進学重点校(エントリー校含む)です。横浜翠嵐は平成29年に東大合格者を34人出し大躍進というニュースが話題になりました。このように、大学進学に力を入れ進学実績が出ている高校は高い倍率になっており、今後も高倍率が続くことが予想されます。

そのほかの高校では、橘、神奈川総合、横浜国際は、いずれも国際系の学科(コース)です。2020年度からの大学入試改革で英語4技能が問われるようになったりと、何かと英語に注目が集まることが、国際系学科人気を後押ししていると言えるでしょう。

もう1つ、倍率を左右する要因は「募集定員の増減」です。募集定員が減ると倍率が上がり、増えると下がる傾向にあります。横浜国際は募集定員が40名減り、これが倍率アップに影響しました。募集定員の変化による変動にも注意が必要です。
とはいえ、倍率が上がっても下がっても、それに左右されない実力があることがいちばん! 倍率を気にしすぎる前に、自信を持って合格できる力を今からしっかりと積み重ねておきましょう。

平成30年度公立高校入試で実質倍率が高かった高校(全日制)
高校名学科・コース実質倍率
1 横浜翠嵐★ 普通科 1.83
2 川崎市立橘 国際科 1.82
3 多摩★ 普通科 1.69
4 横浜緑ケ丘★ 普通科 1.60
5 横浜サイエンスフロンティア 理数科 1.52
6 神奈川総合 普通科国際文化コース 1.49
6 新城 普通科 1.49
8 横浜国際 国際科 1.48
9 川和★ 普通科 1.46
10 川崎市立高津 普通科 1.45

※平成30年度入試の全日制高校入試で実質倍率が高かった高校のうち、普通科(クリエイティブスクール除く)、理数科、国際科を掲載しています。
※神奈川県教育委員会発表資料をもとに作成しています。
※★の高校は「学力向上進学重点校(平成30年3月までのエントリー校含む)」です。
※実質倍率は[(受検者数?受検後取消者数)÷合格者数] で計算した値です。

全公立展などの大規模イベントを活用して早めに情報収集を

神奈川県公立高校では、進学指導、国際教育、理数教育などの指定や、文部科学省によるSSH(スーパーサイエンスハイスクール)・SGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定、各高校・学科でのさまざまな取り組みが行われています。気になる高校が実際にどのような取り組みを行っているのか、6月16日(土)に実施される全公立展などの大規模イベントを活用して情報収集し、さらに細かく知りたい高校へは各高校が実施する学校説明会などへ足を運びましょう。
そのほかにも神奈川県では、7月16日(月・祝)の全私学展、8月中に各地区で実施される公私合同説明・相談会など、大規模イベントが複数予定されています。これらも上手に活用して情報収集し、志望校決定に役立てていきましょう。受験ニュースでも詳しい情報が発表され次第お知らせしていきます。

(執筆:「進研ゼミ」高校受験総合情報センター)

進研ゼミ 高校受験総合情報センター

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