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【東京都】平成31年度:都立高校入試分析(2) ―学力検査の傾向と夏からやるべき受験対策―

【東京都】都立高校入試分析(1)で平成31年度の入試を振り返ってきましたが、続いて、各教科の出題内容と、今後に向けてどう準備すればいいのかをお伝えします。

【東京都】平成31年度:都立高校入試分析(2) ―学力検査の傾向と夏からやるべき受験対策―

共通問題は昨年度から大きな変化はなし

平成31年度の共通問題の大問構成や出題傾向について、5教科とも昨年度から大きな変更はありませんでした。共通問題はマークシート方式で行われます(島しょを除く)が、5教科とも記述式問題も出題されており、思考力・判断力・表現力を測る問題が多くなっています。

自校作成問題はより高度な思考力・判断力・表現力を問う問題

一般選抜では一部の高校で、英語・数学・国語の3教科で自校作成問題が実施されています。平成31年度入試では進学指導重点校(日比谷、戸山、青山、西、八王子東、立川、国立)の7校と、進学重視型単位制高校(新宿、墨田川、国分寺)の3校で実施されました。

自校作成問題は、共通問題に比べて、より高度な思考力・判断力・表現力が求められます。実施校の受検を考えている場合は、早めに過去問を確認しておきましょう。

自校作成問題の特徴(平成31年度)

英語

長文読解問題で、総語数2000語前後の超長文が出題された。文章が長いだけではなく、設問の数も多いので、時間との勝負。長文を速く正確に読む力が求められる。英作文の問題では「40 語以上50 語程度の英語」など指定語数が多い問題が出題される。自信を持って書ける単語・表現を増やしておくことが大切。

数学

設問文が長く、情報を整理するのが難しい問題が多い。小問ごとに図や設定が変わる問題もよく出題される。また、証明問題以外でも、「答えを求める過程がわかるように途中の式や計算なども書け」という記述問題も出題される。ふだんから、問題を解くときは、答えを導くまでの途中式や根拠なども書きながら解くようにしよう。

国語

長文読解では、内容が難しく長い文章が出題される。小説では、時代小説や心情描写が直接的でないもの、説明的文章では哲学・思想・文化・科学など幅広いテーマが出題される。作文(一部除く)は、テーマが抽象的で難しい問題が出される。字数は200 字から250 字で、配点が10 点以上と高い高校も。時間内で書けるように練習しておくことが大切。

高校ごとの特徴を押さえて志望校選びを

都立高校は専門学科だけでなく、普通科であっても、高校ごとにさまざまな取り組みをしており、それぞれ特徴があります。

また、文部科学省や東京都教育委員会の指定校となっている高校も多くあります。さらに、東京都は交通の便もよく、学区もないので、多くの選択肢の中から高校を選ぶことができます。

実際に何校か高校見学などに出かけて、ぜひ雰囲気や特徴などを比較して志望校を選んでください。
前ページで見たように、高校により対策が異なります。志望校は仮決めでもいいので、早めに決めることが大切です。

内申点の確保とニガテをなくす!

都立入試においては同じ高校の受検生の学力は近接していることがほとんどです。このような場合、1点の差が合否を分けることも珍しくありません。まずは内申点を1点でも多く獲得しておくこと、また学力検査での得点力をつけるためにニガテをなくすことが、合格のために重要です。時間のある夏休みにはニガテ分野などをしっかりと復習し、つまずきをなくしておきましょう。

高校見学や高校説明会などのイベントを活用して、情報収集を!

例年、東京都教育委員会から、各高校で実施される高校見学や高校説明会などの日程の一覧が発表されます。申し込みが必要だったり、回数が限られていたりするので、気になる高校の日程は早めに確認しておきましょう。 進研ゼミ〈高校入試情報サイト〉でも紹介しますので、ご覧ください。

2019年度都立高校入試関連イベント

この記事を書いた人

監修:浅野 剛

監修:浅野 剛

進研ゼミ 高校受験総合情報センター センター長

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