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【東京都】平成31年度:都立高校入試分析(1) ー平成31年度都立高校入試はどうだった?ー

平成31年度入試は推薦選抜、一般選抜ともに、過去10 年で最も低い倍率となりましたが、それでも厳しい入試は続いています。入試結果について解説します。

【東京都】平成31年度:都立高校入試分析(1) ー平成31年度都立高校入試はどうだった?ー

全体倍率は下がったが不合格者が多く出る高校数に大きな変化はなし

平成31年度の都立高校一般選抜での全日制普通科の入試結果推移を下に示しています。

都立高校一般選抜 全日制普通科 入試結果推移

受検倍率は男女ともここ5年で最も低くなりました。また、受検倍率が1倍を切った高校数は増加しています。 しかし一方で、不合格者が100名以上(男女合計)の高校数は、ここ5年で大きな変化がありません。受検生が集まっている高校とそうではない高校の二極化が進んでいるのです。
受検生が集まっている高校では、依然として厳しい入試が続いています。

大学進学に力を入れている高校の倍率が高い傾向

下の表は、平成31年度一般選抜の全日制普通科で、受検倍率が高かった高校の一覧です。大学進学への指導が充実している高校が高い倍率になる傾向があります。

平成31年度都立高校一般選抜 受験倍率が高かった高校(全日制・普通科)

例えば、進学指導重点校(戸山・日比谷・青山)や進学指導推進校(江戸川・江北・豊多摩・北園)などの東京都教育委員会の指定校や、難関大学進学をめざすクラスを持っている高校(田園調布など)の倍率が高くなっています。この傾向は男子のほうがより顕著です。

新校舎やほかの高校の倍率の変化も倍率に影響

校舎が新しくなったり、施設が充実したりすることも、倍率に影響を与えます。例えば、江北高校は校舎が新しくなり、これも倍率を高くした要因の1つと考えられます。今年度校舎が新しくなる高校(城東・神代など)も次年度は倍率が高くなるかもしれません。

また、倍率はほかの高校の動きによっても変動します。例えば、ここ数年高倍率が続いていた三田高校や雪谷高校は受検生に敬遠され、平成31年度入試では倍率が下がりました。その代わりに受検者が集まったと考えられるのが田園調布高校です。田園調布高校の高倍率の要因の1つと考えられます。

倍率の変化の要因

東京都都立高校の学力検査の出題傾向と、夏からやるべき対策についてもご覧ください。

この記事を書いた人

監修:浅野 剛

監修:浅野 剛

進研ゼミ 高校受験総合情報センター センター長

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