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【千葉県】千葉東高校の倍率上昇の要因は? 平成30年度千葉県公立高校入試動向

平成30年度公立高校入試(全日制)は、前期選抜の全体受検倍率が1.73倍(前年度は1.75倍)、後期選抜の全体受検倍率は1.40倍(前年度は1.43倍)と、前年度に引き続き、厳しい入試となりました。
全日制普通科の前期選抜の結果をもとに、学区ごとの倍率動向を詳しく見ていきましょう。

【千葉県】千葉東高校の倍率上昇の要因は? 平成30年度千葉県公立高校入試動向

第1学区では進学実績の伸びが著しい千葉東高校が躍進!

千葉東高校が平成29年度から比べて0.38ポイント上昇し、第1学区で最も高倍率となりました。千葉東高校は進学指導重点校に指定されており、高い現役進学率(平成28年度は77%)や、国公立大学合格者数が最近3年間では毎年100名を超えるなど、手厚い進路指導とその実績が高倍率の要因と考えられます。その他、検見川高校、千葉西高校も倍率が上昇、一方で千葉(県立)高校と幕張総合高校は下がりました。

第2学区の船橋(県立)高校は例年通りの高倍率!

第2学区では、船橋(県立)高校が3.45倍で県内TOPでした。船橋(県立)高校も進学指導重点校に指定されていて、在校生・保護者の進学指導に対する学校評価※が高いことからも、その充実ぶりが高倍率の要因の1つとなっていると考えられます。
※平成28年度「学力向上や進路目標達成に向けて積極的に取り組んでいる」に「当てはまる」と回答した保護者は全体の90%、「進学指導に力を入れている」に「当てはまる」と回答した生徒は全体の97%。

同学区では、国分高校と八千代高校が上昇しましたが、前年度倍率が上昇した松戸国際高校と薬園台高校は、その反動からか、今年度は倍率が下降しました。このように「高倍率→低倍率→高倍率(または低倍率→高倍率→低倍率)」と3年間で倍率が上下することを”隔年現象”と呼びます。

第3学区は東葛飾高校、鎌ケ谷高校など多くの高校が倍率上昇!

第3学区では、倍率が上昇する高校が多くありました。とくに東葛飾高校は昨年度から0.55ポイント上昇。上記の高校のうち柏の葉高校を除く4校では、平成28年度から平成29年度にかけて倍率が下がった反動によって平成30年度に倍率が上昇した”隔年現象”とも考えられます。
なお、東葛飾高校は来年度(平成31年度入試)は併設中学から初めて内部進学生が上がるため、高校入試での募集人員が減る予定で、受検倍率のさらなる上昇が予想されますので注意が必要です。

第4・5・6・7・8・9学区も進学指導重点校が高倍率に!

佐倉高校、佐原高校、匝瑳高校、成東高校、長生高校、木更津高校、安房高校といった進学指導重点校が各学区の高倍率校となりました。また、成田国際高校(第4学区)は平成27年度にSGH指定となって以降、毎年高倍率が続いています。

学校見学会などのイベントを活用して早めに情報収集を

千葉県の公立高校では、千葉県教育委員会による、進学指導重点校(大学進学に力を入れた学習や進路指導を行う)の指定や、「魅力ある県立高校」をめざした県立高校の改革などにより、各高校でさまざまな取り組みが行われています。気になる高校がどのような取り組みを行っているのか、学校見学などのイベントを活用して情報収集を行いましょう。

6月?11月にかけて体験授業・実習・部活動見学などに参加できる「一日高校体験入学」が各高校で行われます。日程や実施項目、実施学科などの一覧が6月頃、千葉県教育委員会のWebサイトに掲載されますので、気になる高校の実施予定を確認し、ぜひ積極的に参加しましょう。一覧が発表され次第、この「千葉県高校受験ニュース」でもお知らせします。

(執筆:「進研ゼミ」高校受験総合情報センター)

進研ゼミ 高校受験総合情報センター

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