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【埼玉県】2020年度:公立高校入試分析(2)-学力検査の傾向と対策

2020年度の公立高校入試の結果の振り返りや学力検査の傾向と対策についてお伝えします。
第2回目の今回は、学力検査の傾向と対策について解説します。

【埼玉県】2020年度:公立高校入試分析(2)-学力検査の傾向と対策

ほとんどの高校が共通問題
一部の高校で、難度の高い学校選択問題を実施

埼玉県公立高校入試(一般募集)では、学力検査は基本的には共通問題で実施しています。ただし、一部の高校では学校選択問題を導入しています。学校選択問題は、英語・数学の2教科で共通問題の一部が応用的な内容をより含む難度の高い問題になっています。また、学校選択問題が課される高校でも国語・理科・社会は共通問題が実施されます。

学校選択問題実施校(2020年度入試)
浦和(県立)、浦和(市立)、浦和第一女子、浦和西、大宮、春日部、春日部女子、川口北、川越(県立)、川越女子、川越南、熊谷、熊谷女子、熊谷西、越ケ谷、越谷北、所沢、所沢北、不動岡、和光国際、蕨

共通問題は、5教科を通して記述問題が出題

共通問題では、どの教科もある程度まとまった文を書かせる記述問題が出題されています。基本的な知識問題から応用的な問題、思考力・判断力・表現力などを測る問題まで出題されているといえます。

5教科合計(500点満点)の平均点は、例年250~260点程度で推移していましたが、2020年度は283.8点と上昇しました。とくに40点台で推移してた数学の平均点が2020年度では67.9点と大幅に上がりました。小問集合の問題数が増え、配点が65点(昨年度は51点)と増えたことにより、解きやすくなったことが影響しているようです。

埼玉県一般選抜学力検査(共通問題)の平均点推移
2017年度 2018年度2019年度2020年度
国語53.352.858.357.2
社会60.655.960.355.4
数学44.444.042.367.9
理科48.551.744.551.1
英語52.055.947.752.2
合計258.8260.3253.1283.8

学校選択問題は応用的な力を問う難度の高い問題

学校選択問題は、共通問題に比べて、答えを導くまでのステップが長く複雑だったり、記述量が多かったりなど、より応用的な問題が多く、難度が高い問題といえます。前ページにもあるとおり、学校選択問題を実施している高校は競争の厳しい入試となっているので、志望する場合は、応用的な問題にも対応できる学力をしっかりとつけておく必要があります。

今からできる対策はコレ!

●共通問題は基本的な知識をしっかりと積み上げることはもちろん、記述問題にも対応できる力をつけておくことが必要。

●学校選択問題実施校を志望する場合は、中三生の夏までに基礎を固め、応用問題の対策に時間を割けるようにすることが重要。

この記事を書いた人

埼玉県入試分析担当

埼玉県入試分析担当

進研ゼミ『中学講座』

玉県の高校入試分析を担当しています。進研ゼミのサービスをフル活用して志望校に合格できるよう、受験生と保護者に役立つ情報を提供していきます。

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