特集
授業理解が深まるノート術その②【みんなのギモン・不安解消】
4月9日に実施した中2・3生向けオンライン進路セミナー「太田あや先生の授業理解が深まるノート術」で答えきれなかった質問に、太田あや先生から回答をいただきました! セミナーを視聴した人も、参考にしてみてください。

この記事は、連載記事です。授業の概要をまとめた「連載その①」はこちらをご覧ください。
セミナーで回答しきれなかったギモン・質問に太田あや先生が回答します!
4月9日のセミナー内で回答できなかった質問から、多く寄せられたものを厳選して取り上げています。セミナーでもみなさんの質問に先生が回答しています。気になる人は録画を視聴してみてくださいね。録画は最後で紹介しています。
【Q】ふせんのうまい使い方はありますか?

【A】細長いふせんは、しおりとして使えます。ノートや教科書などさっと開いて確認したいページや忘れたくない場所などに貼っておきます。正方形など大きめのふせんは、余白の代わりとして使えます。ノートの余白に書ききれないことや追加情報、忘れたくないことなどを書いてノートに貼っておくと、内容がより充実します。また、テスト勉強などで、どうしても覚えられない知識や間違えやすい問題などを書き、机まわりや壁など目につくところに貼っておく。覚えたらどんどん捨てていく。最後に残ったどうしても覚えられないものだけ、ノートに貼ってテスト会場に持っていくと、直前までに苦手な部分の確認がスムーズにできます。
【Q】心の動きは、吹き出しを使ってもいいですか?

【A】もちろんです。吹き出しは、書きやすく、また、見直したときにぱっと目につくのでよいやり方だと思います。
【Q】めあてとまとめは書いたほうがいいですか?
【A】ぜひ書いてください。めあてを書くことで、授業で何を理解すべきか明確になり、目的を意識しながらノートを書くことができます。また、まとめでは、何が理解できて、どこが理解できなかったかの確認ができるため、復習やテスト勉強につなげることができます。
【Q】「授業ノート」と「まとめノート」はわけるべきですか?

【A】「授業ノート」と別に「まとめノート」をつくることは、おすすめしていません。つくることに時間がかかってしまい、問題演習や暗記の時間が減ってしまうからです。基本的には、「授業ノート」の余白部分に、追加の知識や苦手を補う内容を書き込むことで、「まとめノート」へと育てて欲しいなと思います。そうすることで、定期テストに必要な知識が授業ノートにすべて書かれている状態になり、テスト勉強も効率的に進めることができますよ。
いかがでしたか? 授業では「ノートを取ること」を目的とせず、「先生の話で大切なことを理解する時間」にしてください。そして復習の時間にノートを育てていきましょう。授業理解の定着を進めるために、問題演習に取り組んでいけば、必ず定期テストの得点アップにつながっていきますよ! ぜひ参考にしてくださいね。
授業理解が深まるノート術その①内申点アップにもつながる!
ノートのテクニックを確認したい人は、こちらを確認してくださいね。
太田先生のノート術のセミナー録業を公開中!
この記事で紹介した太田先生の質問回答のほかの、具体的なノートの工夫は太田先生のセミナー動画をご覧ください。

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