特集
授業理解が深まるノート術その①内申点アップにもつながる!
授業のノートやプリントを提出すると、評価がつけられ、その評価が内申点に影響する学校もありますよね。 4月9日に実施された、中2・3生向け「太田あや先生の授業理解が深まるノート術」から、内申点UPにつながるコツをご紹介します。また当日セミナーでいただいた質問で答えきれなかったものに太田あや先生から回答をいただきました!セミナーを視聴した人も、参考にしてみてください。

ノートの評価UPにつながるポイントは「解説」と「心の動き」!
中2・3生の皆さんは、すでにノートの取り方の基礎は知っている人も多いと思いますので、今日は、ノートの評価が上がり、定期テストの得点アップにつながるノートのポイントを解説します。
「解説」と「心の動き」を書く

「授業中にそんなにたくさん書くのは大変!」と思った人に、「板書」+「解説」+「心の動き」を書くための工夫は3つです。
- 工夫① ラインを引く
- 工夫② 「きれい」を求めすぎない
- 工夫③ 授業ノートを育てる
ではそれぞれの工夫を確認しましょう。
工夫①ラインを引く

板書のほかに、「解説」や「心の動き」を書く欄を設けて、授業中のメモを増やしていきましょう!
ラインの引き方は、教科によって変えてOKです。

工夫②「きれい」を求めすぎない

一番大切なことは、授業の内容を理解すること。板書をきれいに書くのに集中して、授業を聞けていなかったということがないようにしましょう。
では、どうやってスピードアップすればよいのか?スピードアップする5つの方法は以下です。
(1)書き出しを早くする
先生が書き出すタイミングで書き始める
(2)黒板より解説を優先
黒板を写す作業より、先生の話を聞いてなぜそれが大事なのかを理解する
(3)黒、1色で書く
色は授業のあとからでもOK
(4)記号で書く
接続詞などは記号で工夫する
(5)心の動きをマークで表す
わからないところは「?」など早く書く工夫を!
ほかにもポイントを紹介しています。ぜひ、動画をご覧ください。
工夫③授業ノートを育てる
授業中に完成をめざさなくてOK!あとから調べてわかったことを復習のタイミングで追記するなどノートを育てていってください。

以上いかがでしたか?
授業ノートの書き方を変えると、復習しやすくなり理解度が上がります。理解が定着したら、問題演習をくり返して「解ける」状態をめざしましょう。このサイクルは定期テストの得点アップにもつながっていきますよ。
「全部やろう!」と思うと大変ですが、どれか1つでもできることからノートの工夫を始めてみてくださいね。
授業理解が深まるノート術その②【みんなのギモン・不安解消】
セミナー当日にいただいた太田先生への質問には、「連載その②」でお答えします。こちらをご覧ください。
中1生向け「初めての中学式ノート術」その①横罫ノート、カラーペンの使い方もわかる!
ノートの基本的な取り方を知りたい人は、こちらをご覧ください。