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長引く休校、イベントの自粛。高校入試に向けた受験生の1年間、いつ何をすればいい?

新型コロナウイルス感染症により、学校の休校、イベントの自粛などで、高校受験を控えた受験生にとっては先が読みにくい受験スタートとなっています。そんな中で、志望校合格にむけて、何をすればいいのか、現時点での想定を含めて高校受験までの1年間の流れをご紹介します。

長引く休校、イベントの自粛。高校入試に向けた受験生の1年間、いつ何をすればいい?

1年を4つの時期に区切って高校受験の受験戦略を立てる

いつまでに何をやるべきか、学力面と志望校決定の面で合格までのシナリオを思い描いておくことが受験戦略の第一歩です。しかし、今年は、特に夏までは通常の受験スケジュールから変わってくる可能性があります。
以下の図は一般的なスケジュールの例ですが、どのように変わりそうかも含めて解説します。

志望校に合格するための受験戦略 1年間の流れ

【4月~7月】内申点対策と志望校の情報収集を

とにかく内申点をUPさせる努力を

公立高校入試では、内申点が合否に大きく影響します。まずは学校が再開されるまでに、内申点をUPさせるための現状把握をしましょう。

これまでの成績表を見直して、評定(1~5の5段階)の低かった教科を確認します。「観点別評価」がB、Cだった部分を頑張って評価を上げれば内申点UPにつながります。それぞれの観点が具体的にどんな内容を指すのかわからない場合は、学校の先生に聞いてみるとよいでしょう。

休校中にもできることがあります。中学校における学習活動には、①授業中の取り組み、②提出物、③定期テストなどがあります。休校中で授業やテストが行われていない場合であっても、その代わりとしてのプリント学習やその提出が課されることもあります。夏休みの課題や提出物が2学期の成績に含まれることが多いのと同様に、休校中に指示のあった学習についてはすべて完了させるようにしましょう。また、プリントなどの教材や配布物についても大事に保管しておきましょう。

中3生にとって1学期の定期テストはとても重要ですが、スケジュールや範囲が変わってくる可能性もあり、早めに対策を始めておくことが大切です。
進研ゼミでは、定期テストに役立つ教材をご用意しています。<中3チャレンジ>や<定期テスト厳選予想問題><定期テスト暗記BOOK>を活用して、内申点UPをめざしましょう。

どんな高校があるのかWebでの情報収集を

通常、夏から秋に向けて高校見学に行き、志望校を決めていきますが、今年度は学校説明会や複数の高校が集まる大型イベントが中止や延期になる可能性もあります。気になる高校についてはこまめに高校のWebサイトで説明会情報を確認しておくことをおすすめします。

そのため、今年は高校のWebサイトを活用し情報を収集することが大切です。高校のWebサイトには教育方針やカリキュラムをはじめ、学科・コースの特色、大学等の進学状況、学校生活や部活動、前年度の入試情報などさまざまな情報が掲載されています。実際に見学に行けなくても、校舎の様子や生徒の雰囲気などWebサイトでわかることもたくさんあります。

進研ゼミ<高校入試情報サイト>では、自分の条件・希望に合った高校を探し、「先輩体験談」から高校のさまざまな情報を知ることができます。志望校探しにぜひご活用ください。

【夏休み】総復習で基礎固め

中1・中2の学習範囲を総復習

基礎固めができていないと、秋以降の過去問演習で苦労することになります。通常であれば中学3年生の夏休みにそれまで学習した内容(中1~中3の1学期まで)の総復習をしますが、今年は、夏休み期間に一部に授業が行われる可能性もあります。また、2学期以降は中学校の授業だけでなく過去問演習や模試の受験などで忙しくなります。総復習に十分時間がさけない可能性があるため、休校の期間中に、中1・中2で学習した内容の中で、自信のない単元や苦手な単元などを早めにつぶしておくことをおすすめします。

また、定期的に会場模試も受験し、自分が受験者全体のどのくらいの位置にいるのか、志望校の合格圏内に入るには、あとどれくらい成績を伸ばす必要があるのかを確認しておくことも大事です。イベント自粛により会場模試が中止になったり、会場での受験に不安を感じたりする場合は、自宅受験ができる模試を活用しましょう。自宅受験できるかどうかは、模試会社のWebサイトで確認できます。

進研ゼミでも、自宅で受験できる<合格可能性判定模試>があります。中3・8月号でお届けする<夏の総復習完成号>で、中1・中2の学習範囲を総復習しましょう。総復習が終わったら、<合格可能性判定模試>を提出して、今の実力をはかってみましょう。

【9月~11月】過去問演習と志望校の絞り込みを

夏休みが終わったら過去問演習

9月からは過去問にチャレンジしていきます。休校で学習リズムが変わっても、9月以降の学習スケジュールは例年と変わらない状態をめざしたいところです。

「過去問なんてまだまだ先」と思わず、今の実力でどれだけ解けるか挑戦してみましょう。苦手分野が明らかになったら、復習、類似問題の演習を繰り返し、実力をつけていきましょう。

また、この時期は、内申点をUPできる最後のチャンスです。定期テスト前は、受験勉強は小休止して、定期テスト対策に集中して取り組むようにしましょう。

学校行事も多く、忙しい時期は、効率良く受験勉強をすすめるのがコツです。都道府県別の攻略テクニックを身につけることができる進研ゼミ中3・9月~12月号の<受験チャレンジ>を活用しましょう。

第一志望校と併願校を絞り込もう

この時期は、第一志望校と併願の私立高校を絞り込んでいく時期です。12月の三者面談までに、受験する高校を決めておかなければならないので、公立・私立高校の学校説明会に参加し、模試の成績も参考にしながら受験校を絞り込んでいきましょう。

【12月~2月】総合問題演習と最終調整

入試本番での得点力を鍛える時期

受験校に向けた対策をしていく時期です。出題傾向・形式を意識しながら、効率よく受験勉強をしていきましょう。また、苦手対策もそろそろ終盤です。最後の最後まであきらめずに頑張りましょう。入試で面接や小論文・作文が課される場合は、その対策もしっかりやっておきましょう。

進研ゼミ中3・12月号では<面接&作文小論文攻略>をお届けします。

私立の出願・公立の出願

受験校が決まったら、出願の準備をする時期です。中学校からも大切なお知らせが届きますので、見落としのないようにしましょう。私立高校は、早いところでは12月中に出願のところもあります。保護者の方は、受験の日程、手続きの締切日時などを確認し、お子さまが受験に集中して取り組めるようにサポートしてあげてください。

今年は、受験生にとって不安の多い状況ですが、1年後、あこがれの高校で、思い描いた高校生活がスタートできるよう、「今できること」を着実におこなっておくよう、保護者の方もお声掛けをお願いします。

この記事を書いた人

高校入試情報担当

高校入試情報担当

進研ゼミ『中学講座』

高校入試を取り巻くさまざまな情報、役立つ情報を「プロの視点」から発信していきます。

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